あっという間にゴールデンウィークが終わってしまいました。
皆様、自転車で走りまくられましたでしょうか。
私はというと前回このブログで記載した体調の悪化からの回復がうまくゆかず、連休中数日間は自宅にておとなしくしておりました。
身体を酷使していた時は当然疲れていて当たり前と思って過ごしているので、疲労そのものをたいした事と捉えずに過ごしていましたが、過度な疲労で身体の機能がストップしてしまってからは、回復を狙ってもいつものようなリズムで回復ができず焦りすら感じます。
しかしこの感覚。思い返してみると選手の時も同じように繰り返していたものと同じであることに気が付きました。
春先からペース配分をせずに全開で動き、4月~5月にかけて、大きくなって空気が張りつめた風船が破裂したようにしぼむ感覚。
選手にとって計画を大きく狂わせる「オーバーワーク」。
未だに学習できず繰り返すばかり。
性格だから仕方がないのでしょうね。
と、言うことで開き直った私は「せっかくのゴールデンウィークなのに!」
と、思い立ち休日最終日にロードバイクでライドに出かけました。
だいぶ元気になった気はしますが半月間もほとんど運動もせずになまった身体はやはりうまく動きません。
近所の峠をめざし、同じように休日のライドを楽しむサイクリストの皆様を抜きつ抜かれる何とか大阪と和歌山を隔てる峠の頂上にたどり着きました。
と、峠になにやら普段と違い人がたくさん。
にぎわっております。
気になって速度を落とすと、呼び止められます。
なななんと、「和歌山サイクルプロジェクト」の皆様がサイクリストに向けてGW朝限定でコーヒーをサーヴィスしているとの事。
美味しいコーヒーを飲める喜びはもちろんありますが、それよりも自転車文化を盛り上げようとする皆様の活動が嬉しく、同じサイクリストとして感動すら覚えました。
詳しくは私の前の日に捕獲された湊諒選手のブログに記載されています。
色々とお話をさせて頂き、なんだか元気が出てしまった私は思わず峠の向こう側、和歌山方面へ下ってしまい病み上がりにもかかわらず90㎞も走ってしまいました。
結局はヘロヘロになってしまい。
体調若干逆戻り気味。
自転車選手として個人タイムトライアルに苦手意識があったのは、性格的な欠陥があったのかもしれません。
生活パワーデータの解析と維持可能強度。
誰か割り出し方教えて頂けませんでしょうか。