
今日参加したレースは今シーズン、チームとして正式に参加する最後のレースとなりました。
長くも感じ、瞬く間に過ぎていくようにも感じるシーズンを思い出しながらの1日です。
そんな一日の始まりは、鱗雲と共に月明かりに照らされながらのスタートとなりました。
そして、今日はこのレースを最後に現役生活にピリオドを打つチームメイトと、共に戦う最後のレースとなりました。
彼は最後のレースで、最高の輝きを放ちながら走り続けました。
その後ろ姿をチームカーから眺め、目の奥が熱くなることを感じていました。
レースは無情にも彼を飲み込み勝者というヒーローを生み出しましたが、レースの中の勝者やヒーローは一人ではないのだと言うことを改めて見た思いです。
レースにも、競技生活にもいつか終わりはやってきます。
終わりの瞬間はどんな事でも寂しいものです。
しかし、終わりがあることを意識するからこそ、その時間が輝くのも確かですよね。
だからこそ選手は、その時々を全力で走り続けることが出来るのかもしれません。
その時間を共有できたこと。
とても幸せに思いました。
今からレースの打ち上げ。
打ち上げすぎて、明日の飛行機移動が大変な事にならない様に注意します。

Photo by Narushi魔↑