野田さゆりのつぶやき日記

日々の暮らしの中で思うこと

化学物質政策基本法の制定を求めて 中地重晴さん講演会

2009-11-21 22:54:31 | NPOはとやま環境フォーラム /熊井の森トラスト 自然・環 

お忙しい日程の中で、鳩山町まで来てくださり、中地さんには感謝です。中地さんは化学物質政策基本法を求めるネットワーク(ケミネット)の代表です。

http://www.toxwatch.net/cheminet/index.htm
ケミネットのホームページです。生活クラブ生協でも団体署名に取り組みました。


会場の様子です。



講師の中地重晴さんです。パワーポイントを使っての説明でした。

世界の動きとしては2002年に開催されたWSSD(持続可能な発展のための世界首脳会議・ヨハネスブルグサミット)で「化学物質が人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成することをめざす」と決議されているそうです。

日本においては規制の隙間、縦割り行政、化学物質毒性データの不足、予防原則の欠如で、世界的なレベルから随分遅れているようです。

化学物質政策基本法の基本理念は
1 持続可能な化学物質の製造・使用(化学物質の総量削減)
2 ノーデータ・ノーマーケット
3 影響を受けやすい人々(胎児・子どもなど)や生態系への配慮
4 ライフサイクル管理
5 予防原則
6 代替原則
7 すべての関係者の参加(市民参画、協働原則)
8 国際的強調
だそうです。

子どもたちの様子をみていても化学物質の影響を受けているように感じるのは私だけではないでしょう。総合的に規制する方策を国として明確にすると共に、人々にも化学物質の影響をきちんと認識していただく必要があると思います。特別な人だけが過敏に反応しているのでなく、社会状況がそこまで問題になる状況なのだと・・。

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比企郡市  人権フェスティバル

2009-11-21 22:24:03 | ♪鳩山よいとこ 何度も来てよ♪

第7回です。
鳩山町文化会館で開催されました。9時30分からオープニングがあったようですが、私は10時に行きました。鳩山中学校の生徒さんの人権作文の朗読がありました。


会場の様子です。


「人権は誰のためにあるのか」と題してキャスターの蟹瀬誠一さんの講演がありました。
・人権を犯すことは簡単、守ることは困難。
・人権は国と国民の関係から生まれてきたもの。ルールを決め、それを守ること。
 権力を持つと濫用したくなる。理屈が立たなくてもやってみたくなる。
・人権(自由)は一人ひとりが勇気を持って行動を起こすことで守れる。
・努力をしないと守れない。

こんな言葉が心に残りました。
写真週刊誌のプライバシー侵害、松本サリンの河野さん、南アのマンデラさん、マザー・テレサ、ミャンマーのスーチーさん、ハンセン病患者など、実例を挙げてお話しされました。


講演を終えて会場をでると、外ではテントに模擬店がたくさん出てました。太巻き、豚汁を食べてきました。

『鼓韻の会』や『番匠一座夢ちんどん』などのイベントもありましたが、午後の講演会の準備があるので、残念ながら途中で失礼しました。

役場の職員の皆さんにも たくさんお会いしました。

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