お忙しい日程の中で、鳩山町まで来てくださり、中地さんには感謝です。中地さんは化学物質政策基本法を求めるネットワーク(ケミネット)の代表です。
http://www.toxwatch.net/cheminet/index.htm
ケミネットのホームページです。生活クラブ生協でも団体署名に取り組みました。
会場の様子です。
講師の中地重晴さんです。パワーポイントを使っての説明でした。
世界の動きとしては2002年に開催されたWSSD(持続可能な発展のための世界首脳会議・ヨハネスブルグサミット)で「化学物質が人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成することをめざす」と決議されているそうです。
日本においては規制の隙間、縦割り行政、化学物質毒性データの不足、予防原則の欠如で、世界的なレベルから随分遅れているようです。
化学物質政策基本法の基本理念は
1 持続可能な化学物質の製造・使用(化学物質の総量削減)
2 ノーデータ・ノーマーケット
3 影響を受けやすい人々(胎児・子どもなど)や生態系への配慮
4 ライフサイクル管理
5 予防原則
6 代替原則
7 すべての関係者の参加(市民参画、協働原則)
8 国際的強調
だそうです。
子どもたちの様子をみていても化学物質の影響を受けているように感じるのは私だけではないでしょう。総合的に規制する方策を国として明確にすると共に、人々にも化学物質の影響をきちんと認識していただく必要があると思います。特別な人だけが過敏に反応しているのでなく、社会状況がそこまで問題になる状況なのだと・・。
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