小学校の授業参観 ～人権教育～

　鳩山町人権教育推進協議会専門委員会の授業研究会がありました。今年は今宿小学校の5年生の授業参観です。私は協議会のメンバーではありませんが、子どもたちが人権についてどのように学んでいるのか拝見したくて、授業参観だけさせていただきました。

　単元は「わたしたちの生活と情報」で、今日の授業の目標は、自分たちの回りにはさまざまな情報があることに気づき、情報の役割に目をむけることが出来る・・ことだそうです。人権教育上の視点としては、情報を正しく選択・活用していこうとする態度を育てるようにするそうです。

　クラスは20人。こじんまりとした雰囲気で落ち着いて授業がすすめられていました。ネットいじめの話題になりましたが、自分のケイタイ電話を持っている子どもは2人で、ほとんどの子どもは実感のないところでのお話でした。あらかじめ、知識として知っておくことも大切だと思いました。

　人権を学ぶのは、一人ひとりの大切さを認識し、誰をも、どんな理由でも、軽く扱ったり、差別・区別してはいけないと知るためです。そして自分の持っている権利を知ることで、為政者や権力を持つ人から都合よく扱われないで、自分を守ることが出来ます。

　こどもたち一人ひとりが、毎日の生活で、授業で、しっかり身につけて欲しいものです。

　来年は鳩山高校で公開授業が予定されてるそうです。行ってみたいで～す。