日頃はさらっと見落としてしまうのですが、週刊金曜日、そして東京新聞の記事が目に留まったので、ご紹介します。
2009年5月に新宿区四谷に「自由と生存の家」というのができたそうです。
ホームページから転載です。
http://freeter-jutaku.org/
我が国の低所得者支援施策は生活保護制度をのぞけば脆弱であり、仲間が徹底的に追い詰められた時に初めて公的支援が受けられるというのが実態である。
各種若者支援事業や野宿者向けの自立支援センターなども機能しているが、給費制で無い、保証人が必要であることや、相部屋・大部屋問題や、期間限定など使いにくさが目立っている。
私たちフリーター全般労働組合は、生活保護を利用せざるを得なくなるまで活用できる支援策が少ないという実情に大きな問題を感じている。
・・・・本企画は、こうした仲間に低額で安定した住居を提供することにより現行制度の隙間を埋め生活の質を高める機会を用意することになると考えられる。
8月に2号館を設立するためにアパートの改修が始まっているようです。
「自由と生存の家」設立呼びかけ人は雨宮処凛さん(作家・反貧困ネットワーク副代表)、稲葉剛さん(NPO法人自立再活サポートセンターもやい理事長)、
宇都宮健児さん(弁護士・反貧困ネットワーク代表)など。
誰がどうすれば、この厳しい社会状況を好転させることができるのでしょう。
厳しさの中で、弱い者は力を合わせることでしか自分の権利を守ることができません。
人を守ることは、自分を守ることにつながる・・・・
そんなことを置き去りにしてしまったことによる脆さが、
今、露呈しているのではないでしょうか。
厳しい状況にある人、一人でも多くの人に温かな手が差し伸べられますように。
ありきたりですが、チューリップとムスカリです。
手をかけていない庭ですが、毎年、変わらず顔を出してくれる花々に感謝!
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