5月23日13:00から参議院行政監視委員会での参考人質疑がありました。
小川町マップのメルマガで知りましたので、途中からUSTREAMを見ました。
アクセス数が多くて参議院のHPがパンク。
USTREAM配信を見ている人は、途中17000人を超えていました。
「原発事故と行政監視システムの在り方」
参考人は小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)
後藤政志氏(原子炉格納容器設計者)
石橋克彦氏(地震学者)
孫正義氏(ソフトバンク社長)
小出:福島原発事故後、東京でも放射能の数値が出た。
公表しようとしたら圧力をかけられた。
石橋:浜岡原発 地盤は1枚岩で隆起するわけではないので、原発施設は損壊する。
後藤:自然を畏敬し、鉄とコンクリートで闘うことはやめよう。
防潮堤を作っても地震で壊れれば役に立たない。
地雷原でカーニバルをやっているようなもの。
小出:権限を持って規制し、調査する機関が必要。
原子力安全委員会は・・・(メモが読めない)の余地がない。
保安院は安全を守る機関であるのに推進組織に取り込まれている。
「原子力村」と言われている。
小出:福島原発の収束を願うが、事態は悪くなってきている。
9万tの汚染水をどうすればいいのか分からない。
厳しい闘いが続く。
循環式の冷却回路を作るように提唱してきたが、炉心が溶融し
格納容器が破損している状況では、それも困難。
厳しく事態を認識すべき。
これまでの規制基準で行くと福島が無人地帯になる。
政治としては被曝しないように考えてもらいたい。
故郷を奪うことになるので良く考えなければならない。
後藤:物事に故障・ミスは前提条件。
それでも大丈夫であるようにしなければならない。
石橋:なまずつき原発。
なまずの動きが活発になってきた。
孫 :福島の子どもたちに20ミリシーベルトまで認めると・・・これを放置してもいいのか。
基準を見直せ。
ガンマ線のみ言っているが、内部被曝の問題も考える必要がある。
代替エネルギーを。風力発電のアセスメントに原子力保安院が関わってくる。
作らせないような規制がかかっていたのではないか。
小出:福島原発で働いている人が一番よく分かっている。
本社が、官邸がストップをかけるようなことはあってはならない。
現場を支え、サポートする体制を作ることが必要。
石橋:浜岡原発停止後、個人的に次は若狭湾が危険だと思う。
古いものから止めるべきで40年を経ているものもある。
沸騰水型、MARK1。
敦賀に活断層。大地震の空白地域が怖い。
小出:原発事故後、東京での数値はヨウ素、テルル、セシウムは数百ベクレル程度。
チェルノブイリ事故後、東京で観測された数値の1000倍。
孫 :自分も計測しているが、政府発表より倍くらいの数値。
政府はガンマ線のみのようだ。ウソの発表ではないが。
線量計が税関で500台止められたままだ。
石橋:安全には2種類ある。
制御された安全と本質的な安全と。
飛行機でいうと制御された安全とは飛行機をきちんと整備すること。
本質的安全とは乗らないこと。
原発での本質的安全とは(原発を)置かないこと。
孫さんの電田発電の発言もありました。
他のことをしていて途中聞けなかったので内容を
ネットで検索。
おもしろいかも・・・。
少々、いい加減なメモで作ったので間違えていたらゴメンナサイ。
途中からで、しかも間引いています。<m(__)m>
バンバン、すごい言葉が飛び交っていました。
学者として、人間として、誠意や良識を感じさせる参考人の方々のお話でした。
YouTubeです。
ブログ「ざまあみやがれい!」では全文読めます。
にほんブログ村
よろしければクリックをお願いします。
あなたのクリックでランキングが上がります。