【地球コラム】新型肺炎、真実語らない政府の隠蔽体質
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20200123world0002
「原因不明の肺炎患者発病」という報告が最初にあったのは2019年12月8日。同30日にインターネット上に「原因不明肺炎治療に関する緊急通知」という武漢市衛生健康委員会(衛生当局)作成の文書が流れ、そこには武漢市の多くの病院で肺炎患者が相次いでおり、「華南海鮮市場」が関係していると記されていた。同委員会は31日、27人の肺炎患者がおり、うち7人が重症だとした上で、「人から人への感染は見つかっていない」と否定した。
実は12月下旬以降、「微博」などでは肺炎で高熱が続いても病院で入院を拒まれたなどの書き込みが相次いだ。しかし当局はこうした書き込みを削除するなどしてもみ消し、投稿者のアカウントも取り消された。海鮮市場が閉鎖された1月1日、武漢市公安局は、肺炎に関して「事実でない情報を発信、転載した」として8人を「社会秩序を乱す違法行為」と断定し、処罰したと発表したが、この時点では、当局がウソをつき、「ネットに真実あり」が証明されるには、さらに20日間の時間を要することになる。
https://www.jiji.com/jc/v4?id=20200123world0002
「原因不明の肺炎患者発病」という報告が最初にあったのは2019年12月8日。同30日にインターネット上に「原因不明肺炎治療に関する緊急通知」という武漢市衛生健康委員会(衛生当局)作成の文書が流れ、そこには武漢市の多くの病院で肺炎患者が相次いでおり、「華南海鮮市場」が関係していると記されていた。同委員会は31日、27人の肺炎患者がおり、うち7人が重症だとした上で、「人から人への感染は見つかっていない」と否定した。
実は12月下旬以降、「微博」などでは肺炎で高熱が続いても病院で入院を拒まれたなどの書き込みが相次いだ。しかし当局はこうした書き込みを削除するなどしてもみ消し、投稿者のアカウントも取り消された。海鮮市場が閉鎖された1月1日、武漢市公安局は、肺炎に関して「事実でない情報を発信、転載した」として8人を「社会秩序を乱す違法行為」と断定し、処罰したと発表したが、この時点では、当局がウソをつき、「ネットに真実あり」が証明されるには、さらに20日間の時間を要することになる。