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台湾の総統選

2020-01-14 | その他
中国・王毅外相、台湾の独立勢力は「1万年にわたって悪評残す」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/01/1-111.php

中国の王毅国務委員兼外相は13日、台湾の総統選で独立志向の与党、民主進歩党(民進党)の蔡英文総統が再選されたことを受け、独立勢力は「1万年間にわたって悪評を残す」と述べた。

王毅氏は、台湾が中国の一部であるという「1つの中国」が国際社会の共通認識になっていると指摘。1つの中国の原則は「台湾の選挙によって少しも変わることはなく、西側の政治家の誤った言動によって揺らぐこともない」と主張した。

この発言は、ポンペオ米国務長官が蔡英文氏に祝辞を送ったことを念頭に置いたものとみられる。

さらに王毅氏は、台湾の統合は「歴史的必然」であると語った

これに対し台湾当局は、台湾が中国人民共和国の一部であったことは決してなかったと述べ、中国政府に選挙の結果を尊重するよう求めた。


民進党に「塩を送った」習近平の失敗、台湾総統選でさらに虚構化する中国の台湾政策
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18404

【抜粋】
2018年の統一地方選で国民党が圧勝したとき、中国がかねてから親中勢力として育ててきたメディア(例えば、中天テレビ、中国時報などを有する旺旺中時集団など)が大量の報道を展開し、ネット世論に対しても国民党に有利になる情報を広げる「ネットアーミー」も活用されたとされる。恵台政策と呼ばれる台湾の若者に就職・就学を斡旋する制度を打ち出すなど、台湾での工作は着々と進んでいるはずだった。

だが昨年1月2日に習近平国家主席が行なった台湾政策演説で「一国二制度による台湾統一」の呼びかけに対し、強く反発した蔡英文総統が、台湾世論の喝采を浴びた。続いて起こった香港問題で「一国二制度批判」というカードを存分に使えるようになった民進党は完全に息を吹き返した。いわば中国自身が弱っていた民進党と蔡英文に「塩を送った」結果となったのが今回の選挙だった。

台湾問題 
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E5%95%8F%E9%A1%8C
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