靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

夫婦ノート(一つに)

2011-09-12 00:11:01 | 夫婦ノート
ギリシャ神話に元々は両性具有だった存在(androgyunous)がある日ゼウスによって二つに分けられたという話があり、それで男と女が惹かれ合うのはかつて一体だった片割れと再び一緒になりたいからだ、という物語がある。(プラトン『饗宴』) 人は元の完全な状態に戻りたくてしょうがないのだ、と。

またユダヤでは、世界は4つのもの(element)、火・風・水・地、 人間・動物・植物・命のないもの全て、 春・夏・秋・冬、 北・南・東・西で作られていて、これら4つのものを超越する5つ目の存在が、男と女の魂が結びついた存在即ち「神」の魂に到達した存在、と言われていたりする。


肉体だけでなく心も魂までも一緒になる、というのは一瞬のことならば結構簡単なことなのかもしれない。ところが長い年月を共に経つつとなると、とてつもないチャレンジとなってくる。

それでも、「神」に近いより完全な存在になるため、とまではいかないとしても、一人では到達できないところへ行くためにこうして共にいるのだ、という前提みたいなものが互いの間にあると、チャレンジ溢れるパートナーとの暮らしも、より生き生きと意味を持ち始めるということはあるのかもしれない。

2人でしか到達できないところがある。目の前の相手は、到達する地点へいくための「障害」なのではなく、到達するために「必要不可欠な存在」なのだという認識。

「問題」をより一体となるための「チャレンジ」と、目の前に現れる「問題」は二人がより完全になるための「好機」だととらえながら。


様々に与えられるチャレンジに向き合い共に越えていく二人。

ふと、一人では絶対に来ることのなかった地点に佇んでいる自分に気がつく日が来るだろう。

もう二人と分かつことのできないほど一体となったパートナーと共に。

フィリピン料理ルンピア!

2011-09-12 00:06:50 | 
肉の詰まった春巻き、という感じのルンピア。

ガーリックとしょうゆと塩胡椒の味付け。チリ甘辛ソースなどにつけて。

豚ひき肉、玉ねぎガーリック、キャベツ、ニンジン、ねぎを炒めて、

ライスペーパーで巻いて、


まいて。


山盛りルンピアひたすら揚げる。


できあがり!

手前オーブンベーク、後ろ揚げたもの。

いけました。肉いっぱいなのに、なぜかあっさり軽い。パクパクとすすみます。


夏の誕生日合わせて7人の誕生日祝いも。

メレンゲケーキと、ベリーパイと。

子供たちの奏でる音に耳を澄まし。



ああ、楽しく美味しかったです。感謝を込めて。

(よかったらこちらイマココ煮もどうぞ。複数人で続けるブログです。カイで書いてます。)

収穫差し入れ!

2011-09-12 00:06:07 | 
友人が裏庭で取れた野菜を下さった。

大量のソラマメとニンジン!


むいてむいて。


友人ゆでる。


ゆでソラマメの美味しいこと! 大人にも子供にも大人気。

ニンジンの葉はこうしてオーブンで焼き、


細かくほぐして塩とゴマを混ぜ、フリカケにしてくださった!

これ驚きの美味しさです。子どもたちパクパクとおかわり。

『そらまめくんのベッド』なかやみわ作・絵、友人による読み聞かせ。

「ほんとうにやわらかかったね~、そらまめくんのべっど~」皮をむき終わった子どもたち。

処理から調理、読み聞かせまで、本当にありがとうございました!