
(2017年6月伊香保町 田舎料理再会)
テレビをお菜(かず)に夕飯を食べることをやめたら
きみは少し元気になった。
蜂や虻や蠅がぶんぶん飛び交ってうるさくてやりきれない。
情報という名の蜂虻蠅。
マスコミがつくり出すそれとよく似たものたち。
人間は地球という小鍋の底で
ぐつぐつ ぐつぐつ煮られながら
スマホ片手に右往左往する。
笑える現実の隣りに
笑えない現実が深手を負った子分のようにひかえている。
どこのだれかわからない人が
どこのだれかわからない人に向かって
遠くからわめいたりつぶやいたりしている。
愚かしさの三重奏 四重奏。
うん 木陰のやさしさにようやく気がついたね。
笑えない現実というフライパンのなかで
野菜や豚肉のようにぐつぐつ ぐつぐつ炒められて ようやくね。
今日も避暑地にゆくように木陰をさがしに出かける贅沢。
この夏の贅沢
たぶん たぶんサイコーの贅沢。
※写真と詩には直接的な関係はありません。
テレビをお菜(かず)に夕飯を食べることをやめたら
きみは少し元気になった。
蜂や虻や蠅がぶんぶん飛び交ってうるさくてやりきれない。
情報という名の蜂虻蠅。
マスコミがつくり出すそれとよく似たものたち。
人間は地球という小鍋の底で
ぐつぐつ ぐつぐつ煮られながら
スマホ片手に右往左往する。
笑える現実の隣りに
笑えない現実が深手を負った子分のようにひかえている。
どこのだれかわからない人が
どこのだれかわからない人に向かって
遠くからわめいたりつぶやいたりしている。
愚かしさの三重奏 四重奏。
うん 木陰のやさしさにようやく気がついたね。
笑えない現実というフライパンのなかで
野菜や豚肉のようにぐつぐつ ぐつぐつ炒められて ようやくね。
今日も避暑地にゆくように木陰をさがしに出かける贅沢。
この夏の贅沢
たぶん たぶんサイコーの贅沢。
※写真と詩には直接的な関係はありません。