かつてはわたしも愛犬家だった。しかし、愛犬ムクに死なれてからは、愛犬家から卒業し、すでに5~6年がたつ。
愛犬家の気持ちはよくわかる。犬は家族の大切な一員。ペット、ペットというけれど、単なる愛玩物ではないだろう。
飼い主につれられて、お花見の場に姿をあらわした犬たち。
公園等のいこいの場で人の輪ができているというとき、その中心に犬がいることが多い。
飼い主の愛犬家ばかりでなく、動物に眼のない子どもたちがやってくる。
犬同士の挨拶や、飼い主同士の挨拶。それを取り巻くように、そのほかの見物人もやってくる。
とても和やかな、和気藹々といったムードが出来上がる(^-^)
そういった場面をパチリと撮影する。
カメラマンのわたしも頬がゆるんでいる(^_^)/~
ここはお花見の名所、前橋のM公園。
土曜日曜とあいにくのお天気なので、人出は例年の半分以下である。今日も気温が低く、おまけに小糠雨が降っている。
人は犬が好きだが、犬だって、人が大大好き。
花を見て、きれいな女性を見て、子どもを見る。わたしの手や首には、ローライフレックスとPENデジがある。ほとんど、撮るために見て歩いている。
桜は脇役でいいのだ。
京都や鎌倉のような古都なら、立派な主役がつとまる桜にことかかないが、こちら群馬ではそうはいかない。
少しゆっくりして、撮影がてらお好み焼きでも食べて帰ろうとM公園に立寄ったのだけれど、あまりの寒さ。とても腰をおろして昼飯をパクつく気にはなれず、1時間あまりで引き上げてきた。
そうだ、昨年は4月なかばに、沼田城址まで出かけていって、すてきなモデルさんたちにめぐり逢った。
忙しい3月も今日でお仕舞い。
明日から4月、昨年ほどは撮れないとはおもうけれど、チャンスをつくって、あっちやこっち、クルマを走らせてみようっと。
いよいよ、わたしの撮影シーズンの幕開けである。