二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

二眼レフ、ローライでいこう!

2013年05月19日 | Blog & Photo

遅くなってしまったけれど、二眼レフ・ローライフレックス3.5Fで撮った写真のスキャンがようやく終わったので、アップしておこう。
中判フィルムカメラは、現在つぎの4機種を所有している。
1.アサヒペンタックス645(初代) レンズ2本
2.富士フィルムGS645プロフェッショナル
3.ヤシカマット124G
4.ローライフレックス3.5F

今年になって使ったのは、いちばんお気に入りの3.5Fばかり。
ほかのカメラがやっかむかなあ(ρ_・). しかし、これを使うと、ちょっとほかのカメラに手がのびなくなるんですね。
スナップに、ポートレイトに、連休をはさんで大活躍でした。

なぜか人が撮りたかったので、“まとめ撮り”といってもいいくらい、ずいぶんと撮影させていただいた。
トップは桐生でお会いした和服4人づれの美人さん。ちょっとはじけたポーズをお願いしたら、こうなった(^-^)
舞台は連休の桐生、足利。
あまりコメントすることもないが、人のぬくもりがつたわればいい。
二眼レフなので、お辞儀をするようなスタイルで、わたしは撮影している。これだと撮られるほうも、抵抗感は少ないだろう。しかもミラーがないからミラーショックはないし、レンズシャッターなので、シャッター音はささやくよう・・・。
「あれ、いまほんとにシャッター切れた!?」
撮ったわたしがそう感じるほどなので、人ごみの中では、まず聞こえない。





撮られて不快になるような写真は撮らないよう心がけている。いちいちお声をかけていたらスナップショットにはならないから、わたしは黒子に徹するつもりで、ササッと歩いていく。歩きながら撮影することもある。被写界深度を利用した“置きピン”という手法をよく使う。フレーミングはかなりアバウトで、地平線が傾いても、あまり苦にしない'`,、('∀`)
動いている人を撮るので、むろん失敗もある。ただし、二眼レフのシャッタータイムラグはほとんどないに等しい。





昨年使ったイルフォードのXP2が1本残っていたので、期限切れとなるまえに・・・と思って撮ったら、これが案外いいのですね。果たして皆さんの眼にはどう映るでしょう?
モノクロの世界からはもうずいぶん長いあいだはなれていた。
しかし、ここへきて、まずはデジタルで、つぎにフィルムで撮ってみようかという気分になってきているのです。

わたしが写真に親しむようになったころ、写真といえば、モノクロームだったのですね。
キャパもブレッソンも、わが伊兵衛さんも、森山さんも、カラーフィルムが普及するようになったって、モノクロでしか撮らなかったし、モノクロ自家現像(ブレッソンには専属の暗室マンがいた)にこだわっていたのですね。

撮影してから2週間もたって、「あのときの時空」と再会する。
「ああ、そうだったのか、そうだったね!」
わたしはここに登場した人たちに、あらためて挨拶をおくりたい気分になっています。
「またどこかで、お会いしましょう、また・・・。そのときも、写真を撮っていいですか?」





※共通データ
・機材:ローライフレックス3.5F
・フィルム:フジカラーPRO400  イルフォードXP2
・mixiアルバム「ローライフレックス3.5Fギャラリー 2013」はこちら。
http://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000082515852&owner_id=4279073
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