二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

ヴァイオリニストとアオスジアゲハがやってきた(^_^)/~

2010年07月10日 | Blog & Photo
一昨日。
ウェブに広告を出しているマンションに対し、
お客様から問い合わせがあった。
11階建て旧分譲マンションの10F。築年数17、8年。
間取りは2LDKで、和室が2つという物件である。
オール電化だけれど、IHクッキングヒーター付きではない。

電話でお客様のMさんに「この物件は、楽器はオーケーですか」
という質問をうけたが即答できなかった。
「楽器はなんですか?」
「ヴァイオリンです」
「旧分譲マンションなので、管理規約があると思います。オーナーに訊いてから、折り返しご返事します」

オーナーは群大医学部の医師。
「ピアノはどうかわからないけど、ヴァイオリンなら、たぶん、だいじょうぶでしょう」
いささか自信なさげな返事。
それをつたえ、午後はやい時間に内覧ということになった。

物件をお預かりして、約1ヶ月。
10Fなので、いうまでもなく、眺望絶佳。
Mさんは、上品で美しい恋人をつれ、ヴァイオリン・ケースをかかえてクルマから降りてきた。
ところが部屋にはいって、バルコニーをのぞき、Mさんともどもびっくり!
物件を預かったとき、バルコニーはハト糞まみれだったので、ハウスクリーニング業者に清掃と、防護ネットを張ってもらったのに、またハトが入り込んで糞だらけ。おまけに卵が2個(^^;)
ネットまわりのわずかな隙間からもぐり込んで、卵を産んで、あたためていた・・・というわけである。その場から業者に電話し、ネットの張り直しを命じた。

Mさんは、趣味でヴァイオリンをやっているのかと思ったら、プロのヴァイオリニストだった。コンサート活動をやったり、ヴァイオリン教室を開いて、生徒に教えているという。

「ちょっと弾いてみますから、廊下でどの程度音がもれるか、聴いてもらえますか?」
Mさんは、4.5帖の洋室で、ヴァイオリンを弾きはじめ、わたしはドアの外で耳をすました。
かなりもれ聞こえる。しかし、隣の部屋の住人から苦情がくるほどではない――とわたしは判断し、それをつたえた。
和室でも弾き、洋室でも弾いて、音の響きを確認している。
わたしは、目の前で、ヴァイオリンを弾いてもらったのははじめて。
ギターと較べてはるかに大音量。音の表情も、ギターよりはずっと豊麗で、いまさらながらピアノとならぶ、ソロ楽器の王者の風格であるとの感を深めた。

しかし・・・あいにく、どの部屋もお気に召さなかったようで、残念。


さてさて。写真はアオスジアゲハ。
本日9:30ころ、出勤しようとして外へ出たら、庭で吸水行動をとっていた。
たいして水があるとも思えなかったけれど、
お尻がときおりキラッと光ったので「おしっこ」まちがいないだろう。
(写真では確認できない)

これはストロボ発光の一枚。



そしてこっちは、ストロボなし。
(レタッチしたら、あまり変わらなくなった)



大好きなアオスジさんなので、念のため、反対側からもパチリ(^o^)



これまで、見かけてはいたものの、チャンスにめぐまれず、ことしの初撮影となった。
ピーカンのため、かなり硬調になってしまった。
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