二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

栃木市散策

2010年10月27日 | Blog & Photo
「小江戸」と称する町は、全国いたるところに散らばっている。
川越、栃木はそういった「小江戸ツァー」の穴場として、ずいぶん昔から有名だった。
友人と10月になったら、日帰り撮影小旅行にいこう・・・と約束していたが、あいにくお互いの日程があわず、昨日、カメラを2台ぶらさげて、ひとりでぶらりと、栃木を散策してきた。

名所・旧跡にまったく興味がないわけではないけれど、
被写体としてはつまらない。
よく撮れたとして、観光ガイドのグラビア程度。
小江戸といっても、江戸時代の遺物というよりは、「近代化遺産」になりそこねた、大正・昭和の建築物などが主体となっている。

だから、正確には、小江戸散策というより、昭和ロマンをたずね歩くショート・トリップというべきだろう。
しかし、それだけでもおもしろくないから、フォトジェニックだとわたしが感じたものなら、なんでも撮って、「いま、生きて呼吸している町」のテクスチャーに迫ってみたい・・・と思っているのだ。
そういったものは「観光マップ」には掲載されていないから、うろうろ歩いて、見つけ出し、一枚、一枚とあつめていくしかない。

新しいカメラを手に入れると、街へ出ていきたいという欲望が、
鬱勃としてわきあがるのが不思議。









「小江戸散策」栃木市の巻(1)30枚
「小江戸散策」栃木市の巻(2)30枚
はmixiアルバムにupしてあります。

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