二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

うららかなお天気にさそわれて ~続キヤノン6DM2と散歩

2019年05月04日 | Blog & Photo
   (魚竹のご主人。5年ほど前、病気になり、店を閉めた)


連休後半、BOOK OFFで2割引セールがはじまった。
H市のBOOK OFFは少し遠いので、滅多にいかないが、お天気がよかったので、足をのばす気になった。
しか~し、それだけでは時間がもったいないとかんがえ、
H市の街撮りと相成った(~o~)

ネイチャーや風景にはいささか飽きてしまっている。
「よし、今日は薄型40ミリレンズ1本でいってみよう」
ということで、一時間ばかり、H市の旧商店街を、約3年ぶりにカメラ散歩(^^♪


1.最初の一枚はシャッターを開け、表に出てきた元魚屋さん、80代の半ばになっておられる。お声をかけたら、こころよく撮影に応じて下さった。


2.大勢の高校生たちとすれ違った。訊いてみると、近くのイベント広場に有名タレント
(歌手)がやってきていたらしい。
真ん中でお一人だけこっちを向いているのが、魚竹のおとうさん。


3.お寿司屋の若主人が、店の階段に水を撒いておられた。
料理人らしい白い割烹着が目に沁みたので、ノーファインダーでパチリ♪


4.左の路地からあらわれた親子連れ。
背景の「ミートショップ小林」は、このあたりでは老舗なのだろう。


5.日陰からちょっとだけお尻をのぞかせたミニバイク。
残念ながらほこりまみれで、長い間乗った形跡はなかった。


6.とある店先に置かれた鉢植え。
公園ではなく、こういう街角で見かける花が好き(*゚▽゚)ノ
40ミリF2,8の最短撮影距離付近、絞り開放。この条件だと、けっこうボケてれくれるし、アウトフォーカスのボケも美しい。


7.さきほどのミート小林の近くにあった「八百六商店」入口正面。
日除けテントがレトロ感たっぷりじゃわい。
見えにくいが、わたしが映りこんでいるのがご愛敬。日射しがきついので、この日も麦藁帽子を被った。


8.R17に面したガソリンスタンドの側面。
ここで五叉路になっていて、連休中のためか、交通量が多かった。
鮮やかなドラムカン、さびたトラック。サイコーにフォトジェニック(^^)/~~~


9.三交通りはさんこうどおりと読む。
往時はにぎわったのだが、駅周辺に大型店やショッピングモールができたため、現在は気の毒なほどさびれている。
もう客は永遠にもどってこないだろう。「昭和ロマン」をさがし、カメラ散歩するわたしのような変わりものがふらふら・・・。


10.「この華やかな洗濯物見てくれ!!」
とフォトグラファーたるわたしが、目を瞠っている。
3-4年前にも、ここで撮影している。心あたたまる、女性と子どもの暮し(*^-^)
塗料の褪めた建物が、質素で健気な生活ぶりを語っている。そして傾いたブリキの煙突、プランタの中の植物たち。まるで映画に出てきそうな光景ではないか。
・・・わたしの目尻が、少し潤む、うるむ。


11. 思い切って道路の真ん中で撮影。
女の子たちは、わたしをよけて一心に走っていく。
その後ろからも女の子たちが・・・。
キャッキャという黄色い声が、元気いっぱい。
跳ねているのは若さなのだ。


12.そして、最初のシーンへもどる。
わたしはコミュニケーションをはかりながら、さらに一歩前へ。
40ミリレンズでここまで近づくと圧迫感があるはず。
お父さんの表情が、少し引き締まった。
1枚目と較べてみれば一目瞭然だろう。

ありがとうございました、H市とH市の皆さん♪

帰りにBOOK OFFに立ち寄り、本を10冊ばかり買って帰った。
いったいいつになったら読めるのか・・・と半分あきれながら。



■機材:キヤノン6DマークⅡ&EF40ミリF2.8STM
JPEG、ミドルサイズで撮影後、レタッチして微調整。
設定は「ディテール重視」、これにしておくと、
シャープネスをかける必要がない。
WBも、他機種(PEN-FやRX100M3)と比較し、たいへん精度が高いのが印象的。
絞り優先AEにし、単焦点レンズ1本で何でも撮ってしまう・・・というのが気分爽快なのだ。

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