二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

かりんと白菊 ~杉捷夫さんの訳業を思い出す

2018年11月18日 | シャッフル/photos
わが家のかりんと白菊。秋が深まってきたしるしだな・・・近隣の田んぼでは麦播きがはじまった(^^)/ 

時の流れは、一刻も容赦ない。
メリメの「カルメン」がふと読みたくなって、また岩波文庫を買い直した。ロマンといえばロマンかもしれないけど、裏返せば峻烈な欲望の物語。昨日ベッドの中で、「そうだ、小説を書こう」と思って、浮かんできたのが「カルメン」だった。

いろいろなイメージ、いろいろな物語が、頭の中で浮きつ沈みつしている。
「メリメにはほかにもすぐれた作品がいくつかあったはず・・・」。
訳者杉捷夫さんの白磁のようなヒンヤリした文体がなつかしく蘇ってきた♪

昔は杉捷夫さんの「コロンバ」「エトルリアの壷」も岩波にあったが、調べたらいまでは絶版(品切れ)になっている。
それらはかつて手許にあった。あれはどこへいったのだろう? 

どこへいったのだろう?

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