二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

古い本のこと

2023年02月04日 | シャッフル/books
その昔、本というのは偉かったのです。本というより、書物あるいは書籍と称するべきか(´・ω・)? 昔といまの境目がいつごろなのかは難しい問題ですけど。

上はメリメ全集(河出書房新社)の第1巻、下はゴオゴリ全集(ナウカ書房)第1巻「ディカーニカ近郊夜話」、平井肇訳で1934年の刊行。やや傷みがあるものの、背表紙は革張りです。
どちらも古書店で500円。
この当時は函入りというのが多かった。
本が偉かったのだし、われわれの先輩方はその本を、一生ものとして大事にしたのですねぇ( -ω-) 

お亡くなりになった方のご遺族が処分したものでしょう。近ごろは電子書籍が大流行りしているようですにゃ。

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