すてきな愛犬家のお二人に感謝

利根川の河川敷駐車場には、いろいろな犬をつれた愛犬家の皆さんが、犬といっしょに遊びにくる。ふだんはそんな様子を遠くから眺めているが、昨日はすごい迫力満点の大型犬を訓練している女性がいらしたので、お声をかけ、名刺をお渡しして、写真を撮らせていただいた。

この日は寒気がゆるみ、日中一時的に10℃を超えて、激しい運動をすると汗ばむような陽気となった。

凝りもせずバードウォッチングのため、この広々とした駐車場へやってきたのだが、目的の野鳥の姿はほとんど見当たらず、少しがっかり。
芝生の広場で、プロの訓練士みたいな女性ふたりが二匹の犬に芸を仕込んでいる様子を拝見しているうちに、撮影したくなって「犬を撮らせて下さい」とお声をかけたら、快諾をいただき、かなり本気モードを出して撮影に取り組むことになった(´∀`*)゜

ミラーレス機種はファインダーにまだ微妙な遅れがあって「動きもの」には使いにくいという弱点をかかえている。
この日わたしが手にしていたのは、オリンパスOM-D E-M5と標準系セットレンズ。
ワンちゃんがジャンプしてバシッとフリスビーを咥える瞬間を狙ったが、決定的な瞬間はあまりうまく撮れなかった。「これじゃ、ムービーのほうが撮りやすいですよ」といったら、笑われてしまった。

ひどく熱心にワンちゃんを仕込んでおられた。
プロの訓練士かと思い、お尋ねしたら、単なる愛犬家ですというお答え。
しかし、うまいものである。
ダンスを踊ったり、握手をしたり、犬をショーマンに仕込んでいく。ド素人なのでさっぱりわからないが、こういう競技会があるのかしら？
「そのうち、TVに出られますね」
わたしはただ感心しっぱなし。

グレートデーン：ドイツ。メス、5歳。名前はAJ。
ラブラドール：イギリス。メス、9カ月。名前はブレス（Bless）。

訓練をうけていたのはこの2匹。
AJにはダンス、Blessにはフリスビー。
フィギュアスケートみたいに、規定、フリーと演技種目があったりして。
ラジカセご持参。
そこからピンクパンサーのテーマのBGMが聞こえている。
http://www.youtube.com/watch?v=HhHwnrlZRus
こんなに大きなワンちゃんとダンスするなんて、すばらしい発想ではないだろうか(^-^*)/
英語で「good!」「Com　here！」「go！」などと指示が飛び、AJが懸命にそれに応える。
うまくいくと、必ず褒めて、頭を撫でたり、ご褒美をあたえたり♪











ワンちゃんと人の濃密な時空。
わたしはむろん、ただの傍観者である。
いやはや、動きがはやいので、演技のヤマをつかまえるのは容易ではない。ワンちゃんやオーナーばかりでなく、カメラマン側も慣れが必要だろう(・_・?)
あまりしつこく撮影し、ご迷惑をかけてはまずいと思って、そこそこであきらめ、引き上げてきた。犬もどうやら、わたしの存在が気になって仕方ない・・・どうもそんなそぶりが見られた。
正直なところをいえば、もっと至近距離から、広角レンズでダイナミックに狙ってみたかった。でもなんといっても、初対面(^^;)
またお会いするようなことがあったら、お願いしてみようかしら？
わぉ！　・・・といえるような決定的なショットが撮れるかもしれない。

ありがとう、モデルになって下さったお二人と、AJ、Bless！