二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

海から185.5km 

2019年05月19日 | Blog & Photo
   (ああ、またバラかあ~、とため息が出るけど、レンズを通してファインダーの中を見つめると、ググッと惹き込まれてしまう)










まもなく梅雨がやってくるし、それが過ぎれば猛暑の夏。モチベーションが低下するのは目に見えている。
4月5月はわたしのカメラ・ライフの中核をなしている。この時期に集中して撮影するのだ。
とはいえ、この数年モノクロはまったく撮っていない。
目玉が色に敏感に反応する。
網膜がリバーサルフィルムになった・・・とでもいうように♪
そして利根川のほとりへ出てみたら、つぎのような標識を発見した。

「海から185.5kmです」


   (なぜ海まで、ではないのか?)

そうか、そうか。
そんな内陸に住んでいるのだ、な。
自分が暮らしているエリアの位置が、突然はっきり、頭の中のマップにあぶり出されてきた。
江戸初期まで、利根川は東京湾(江戸湾)に流れ込んでいた。この大河の東遷事業は、江戸期を通じ、もっとも大きな土木事業であった。185.5キロとは、むろん犬吠埼の現在の河口までの距離。


川べりには、国土交通省によるいろいろな標識が建ててある。

かさばって重たいレンズにやや辟易しながら、あちらこちらとゆーらり、ゆらり(*゚ー゚)
「郷土遊覧記」にUPしたくなる景物は、どこへいっても無尽蔵に掘り起こすことができる。キリがないので、時間を決めて遊覧する。
考えてみると、キヤノンにはEOS5DMⅣに24~70ミリF2.8という機材もある。
それに較べたら、わたしが手にしている機材はひと回り小さく、軽い・・・ということになるのだ( ・ὢ・ ) オソルベシ



マクロ域、倍率はほぼ0.7倍。


PEN-F&標準ズームとの比較。いかにデカイか(=_=)


大好きなワビ・サビの世界。ほんのわずかコントラストをあげたけど、まだ余裕のある再現性能・・・だと思う♪
もう一度くり返せば、「郷土遊覧記」にUPしたくなる景物は、どこへいっても無尽蔵に発掘できる。

クルマの中では、すでにエアコンが欲しいような陽気になっている。
今日も親しくしていた入居者からTELがあったので、4月いっぱいで仕事からは足を洗ったことをつたえた。しかし、まだ面倒な後片づけが残っているのだ。
2~3日は仕事場へも通わねばならないなあ。



■カメラ:キヤノン6DMⅡ
■レンズ:&EF24~70ミリズームF4L IS USM

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