生きるとは何ものかと闘うことであるという意味で、このタイトルが選ばれたのだろう。
入門書とは謳っていない。しかし、やや毛色の変わった入門書であることは間違いない。
本書で取り上げられている「哲学書」はつぎの22冊。
1.「饗宴」プラトン 2.「ニコマコス倫理学」アリストテレス 3.「方法序説」デカルト 4.「リヴァイアサン」トマス・ホッブズ 5.「統治二論」ジョン・ロック 6.「社会契約論」 ジ . . . 本文を読む
(本屋の散歩で発見し、しばし立ち読み。そのまま買ってかえった岩波文庫)
アルブレヒト・デューラー著「ネーデルランド旅日記」がどんなものなのか、岩波文庫の内容紹介にはつぎのような記事がある。
《1520年夏、五十歳の画家は途切れた年金の支給を新皇帝カルロス五世に請願すべく、妻と侍女を伴い遠くネーデルラント(今のベルギー地方)への長旅に出る。その時綿密に付けた出納簿である本日記にはエラスムスやルッ . . . 本文を読む