二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

靖国問題   高橋哲哉(ちくま新書)

2010年02月24日 | 歴史・民俗・人類学
下らない本を読んでしまった。 あと、20ページほど残ってはいるけれど、 最後まで読んでも、虚しさがつきまとうだけだろう。 右顧左眄し、論理的な整合性にばかり気をつかい、 得票数アップを狙っている。 このようにして、肩書きも手に入れたのではないのか? (1)「感情の問題」(一章) 靖国神社は「感情の錬金術」によって戦死の悲哀を幸福に転化していく装置にほかならない。戦死者の「追悼」ではなく「顕彰」こ . . . 本文を読む
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