縄文杉トレッキング
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縄文杉へのトレッキングは、朝早い。
4時にバスにピックアップされて、登山口で弁当を食べる。
このコースの必需品は懐中電灯。
なにしろ、往復22キロ、10時間のトレッキングコース。
夕方日が落ちる前に帰ってこなければいけないのだ。
まだ薄暗い山道を歩き出す。
最初はトロッコの線路をひたすらたどる。
岩だらけの川。足元は花崗岩。
石ころだらけの道だから、泥まみれになることはない。
トロッコの線路は、小さな川を渡り、ひたすら続く。
屋久島の切り株は一見切り株と気づかない。
なぜなら、とても高い位置で切ってあるからだ。
根元の方は空洞が多いので、木材として適さない。
それを避けてわざと高いところから切るのだそうだ。
そこに様々な木が「着生」し、
一本の木からたくさんの木が生えているような様相になる。
「寄生」はその木自体を栄養源とするが「着生」はただ、そこに付く。
あくまでも自分の根で生きているのだ。
「着生」この歳になって初めて聞いた言葉。
木の根元が抜けているものもある。
こういうのは、もともと石や古い幹のあったところに根付いた木。
長い年月の果てに、それが砕けたか何かで抜けて、こんなふうに空間ができた。
ヤクシカに遭遇。
本土のシカより一回り小さい。
冬毛なのか、柔らかそうな毛皮。
オシリだけ、白くハート型。
自然に倒れたのだろうか、苔むした巨木。
木材として加工されることもなく、この先も永久にここに横たわるのだろう。
奇跡的な晴天のこの日。
向こうの山がこんなにくっきりと見えるのは珍しいのだそうだ。
さて、縄文杉を見る前に、お昼のお弁当タイム。
長いトレッキングで相当なカロリーを消費するので、ごはんもパンパンに詰めてある。
リュックの中で横になって運ばれてもおかず一つ崩れていない。
できたて屋2さんのお弁当。
目の前の川の水をそのまま飲む。
屋久島の山の水は豊富なので、ペットボトル一本の水だけ携帯すれば、あとは川の水で足りる。
ガイドさんが作ってくれたお味噌汁。
寒くはないけれど、やはり温かいものはほっとする。
お昼を食べ終わると、縄文杉はもうすぐ。
これでもかと続く木の階段を登り、息も絶え絶えになってきたころ、見えてきた縄文杉。
えっ、これが?というあっけなさ。
根元を踏んで傷まないように、近づけないようになっている。
縄文杉のビューはこの角度から。
なぜなら、ここに展望台があり、その先は行けないのだ。
近づけないため、大きさがわかりにくいけれど、
これが今現在確認されている屋久杉の中で一番大きいもの。
樹齢は、2000年とも7200年とも言われている。
直径は5メーターを超えるが、高さはさほど感じないため、ずんぐりむっくりな印象だ。
屋久杉、と名乗れるのは、樹齢1000年を超えた杉だけ。
その中でも、この縄文杉は別格。
このゴツゴツした風貌。
近寄りがたいというよりは、別物、という感じ。
この世にあってここにいない、感じ。
なんだろう、屋久島の木樹はどれも、
「喋りかけてくる人懐っこい木ではなく」、
「ただそこに在る」、という感じ。
かといって、人を排斥しているわけでなく、
うーん、なんというか、
そうだ、
人も木も、自然と一体となっているから、特に存在を意識しなくてもいい感じ?
うん、
そんな感じ。
しばらくここで休憩した後、同じ道を下山する。
行きには見る余裕がなかった木樹をじっくりと観察。
不思議な形の木。
翁杉は、倒れてしまったのだそう。
もうかなりの樹齢の木。こんな木があちこちに。
さて、みんなが列を作っているこれは?
ドームみたいな中に、人がいるのがわかるかな?
これは切り株の中。順番待ちをする人たちが狙っているのは・・・・
ハート!
屋久島のガイドブック等に必ず載っている写真はここのもの。
ウィルソン氏が見つけた杉の切り株。
この切り株の中の、ある一定の角度から写真を撮ると、こんなハートの形になる。
その場所以外で撮ると、こんな感じ。
なので、あのハートが撮れる場所をみな行列作って待っている。
今は人が少ない時期なので、撮りたい放題。
オンシーズンには、一枚撮ったら「はい次っ!」状態だそう。
フラッシュを焚いてみると、切り株の内面だということがよく分かる。
切り株の中に祀られた神棚。
これだけ大きな木だもの。
神様が宿っているのかもしれないね。
うねうねな木。。。。
一角獣みたいな木。。。。。
これは生きてるヤクシカ。
これはヤクザル(^_^)。
鹿も猿も見られたし、
お天気も良かったし、
お弁当も美味しかったし、
怪我もなく下山できたし。
さすがに10時間のトレッキングはキツかったけれど、
ハタチそこそこの若者たちに混じって、よくがんばった、わたし。
と、自分で自分を褒めてみる。
マラソンの醍醐味と似てるのかもしれない。
ホノルルマラソンもイケる気がする、とこの時は思った。
(今になると、いや~、マラソンはかんべんして欲しい、と思うけど)
ある種の達成感に、満足満足(^^)でした。
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植物好きな貴女だから、、、10時間も面白い写真撮りながら行けたのね、
写真だけでお腹いっぱいになりました。
ありがとう。。
写真いっぱいすぎたねー。お腹いっぱい(^_^;)。
われながら、よく行ったと思う。
ツアーじゃないと、写真取るのに時間忘れて、10時間で帰ってこれなかったと思う。