mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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独立記念日の花火

2013-07-05 | 日々



4th of July

今日はアメリカの独立記念日だった。

その一日前、テレビのニュースで花火の映像を見た。

「まだ記念日じゃないのに?」

不思議に思ってよく見ると、エジプトのクーデターの映像だった。
民衆が騒ぎ、花火まで打ち上げられていたのだった。





今年の記念日は、休みを取っていた。
ハワイに来てはじめてのことだ。

私の住むハワイカイの花火は、今年は資金調達ができず中止になるかも、と言われてたのだが、なんとか開催できるようだ。

「独立記念日」といっても、わたしはアメリカ国民ではないし、もともと先住民族のいたアメリカ大陸にあとからやって来て勝手に土地を所有して、イギリスから独立したぞ、ばんざーい!今日は記念日!!って言われても、なんだかなあ、という感じで、お祝しなくちゃいけないとも思ってない。

だが、アメリカ人にとっては、大きな祝日だ。
せっかく休みが取れたのだし花火も上がることになったのだから、アメリカの独立記念日というものを味わってみようかと、花火の上がる時間に合わせてマウナルアベイまでkenjiといっしょに歩いてみた。
お昼からは、子供のためのイベントや、寄付のためのラバーダッグレースなどが行われていたらしい。

この辺りは海沿いに道路が通っていて、道路沿いには、レストラン・ロイズや、ステーキのアウトバックなどが並んでいる。
レストランから花火が見られる絶好のロケーションだ。この人達はいったいどれくらい前から予約したのだろう。

海上には、たくさんの小型船がとまっている。
ハワイカイはマリーナの街だ。個人用の船を持っている人も多く、自宅からボートを乗り付けて、海上で花火見物をするのだ。カヤックや手漕ぎボートの人もいる。

道路沿いの芝生には、沢山の人達がシートを敷いたりチェアーを持ち込んで、座り込んでいる。
海側の公園(というかただの空き地)には、たぶん朝から陣地取りをした人たちが本格的なテントを張って、BBQのいい香りが漂っている。

家族だったり恋人たちだったり、友達同士だったり、皆、楽しそうに花火の上がるのを待っている。

カウントダウンのアナウンスが流れ、8時きっかりに花火が上がった。
日本の花火を知っている私達には、面白味のない単調な花火だけれど、それでもとてもきれいだった。
資金難と言われていた今回の花火だったが、15分ほどは続いた。


花火が打ち終わり、人々が一斉に動き出す。
ぞろぞろと、人の流れに身を任せて同じ方向に流れていく。

途中、めったに買わないマクドナルドに寄った。
「なんかさ、歩き食いってお祭りって感じしない?」というkenjiの提案だ。
チョコチップフラペチーノを飲みながら歩くと、昔むかし、わたしがまだ子供だった頃、盆踊りの帰りの、浴衣を着て歩いたじっとりと蒸し暑い夜の空気を思い出した。
世界のことなんて自分とは全く関係ない、半径500メートルほどで満ち足りていた、しあわせな時代だった。


うちに帰り、記念日が終わろうとしている夜の11時30分現在、ブログを書きながらテレビを見ている。

テレビニュースでは、アメリカ各地で起きた記念日の花火の暴発やパレードによる事故の様子を報じている。
先日起きた、アリゾナでの19人もの消防士が亡くなった山火事は、鎮火しつつあるようだ。
エジプトのクーデターの続報も流れている。

おとなになって、世界が身近になってくると、見えるものが増えてくる。
花火をわくわくと待っている楽しそうな人々と同じかそれよりも多いかもしれない、悲しんだり怒ったりしている人々が同時にいることを知っている。



花火を見て歓声を上げて笑っていられることは、夜の町をフラペチーノを飲みながらノンビリと歩いて帰れることは、当たり前ではないのだ。

一発の花火が、打ち上がって、花開いて、散っていく、その一瞬が、「当たり前であること」を大切にしなくちゃね、と思う。















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リリコイでジュース、作ってみた

2013-07-05 | おうちで「ごはん」とか「おやつ」とか

リリコイ(パッションフルーツ)の実をいただいた。
実は、ハワイに住んでいるのに、リリコイの生って食べたことがないのだった。

半分に割って舐めてみたら、


「すっぱ~い!」

香りは南国チックな甘い香りなのだが、実際の果汁は酸っぱい。
これは加工するほうがいいみたい。




ぬるっとした身は、スプーンではずすと、ツルンときれいにとれる。
ザルで濾してみた。




アガベシロップで甘みをたそう。

ペリエの炭酸水、なんだかいつもと雰囲気が違うなあと思ったら、ラベルがアンディ・ウォーホール仕様だ。




炭酸水で割って、後は氷を入れよう。

うん! リリコイの香りいっぱいの、おいしい夏の飲み物になりました。



パッションフルーツの「パッション」は、情熱のパッションじゃなくて、キリストの受難のパッションの方なんだそうです。(豆知識(^^))
ハワイではリリコイって言うことのほうが多いので、リリコイとパッションフルーツが同じものだと最初は知らなかった。
日本語では時計草という名前がついていて、お花が時計のように見えて可愛らしいんですよ。

キッチンで果汁を絞っていたら、kenjiが「何の匂いだ?」とわざわざ覗きに来た。
「どんな匂いがしてる?」と聞いたら

「山の中の匂い」


だそうです。











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