今日は仕事を早あがりして、シルク・ドゥ・ソレイユの「アレグリア」を見にいった。
ほんの半月の公演なので、売り切れちゃうかも!と、ずいぶん早い時期にチケットをとっておいた。
その時の記事はここをクリック!http://blog.goo.ne.jp/nicolove/e/873090aaa2f09a60b63b3c23895d6219>
チケットを買う時に、座席も指定するのだけれど、ベストな位置がわからない。
近いけど舞台の真横。
遠いけど正面。
舞台はどんなレイアウトなの?
ここらへんが見やすいかなあ、ちょっと遠いかなあ、などと悩みながら席を決めた。
自分の分だけならまだしも、お友達の分も一緒にとったから、もしヘンな席だったら責任感じちゃうなあ、とドキドキしていた。
で、当日。
会場に入ってみて、
おおっ!大正解!!
2階席のほぼ正面は舞台全体が見渡せて、なかなかよい位置。
ホッと一安心。
開演直前に席に着いて周りを見渡すと、2階の端の席はほとんど空席。
お客さんの入りは、うーん、イマイチ?
ハワイの人は値段の高いショーにはあまり興味ないのかな。
開演時間までに着席せずに、後から後から人が入ってくるのがハワイタイム。
シルクのショーはベガスと日本でいくつか見たけれど、
最初はピエロが客席に下りて、お客様をからかったりしてショーが始まるのが定番のスタイル(?)。
お客さんが普通にぞろぞろ通路を歩いてたら、ピエロもさぞかしやりにくいだろうなあ。
会場の狭さと舞台の小ささに、不安がよぎる。
(やばい、しょぼいかも。。。)
でも、
照明が落とされ真っ暗な中、生演奏の音楽が始まって、
再び照らされた舞台には、シルクらしい、怪しく美しい非現実的な世界が広がっていた。
基本、サーカスなんです。
空中ブランコや、トランポリン、鉄棒、リボンやフープ、ファイアーアクト。
でも、これはもはや芸術。
美しい。
メイク、衣装、舞台美術、音楽。
すべてが美しく、バレエの舞台を見ているみたい。
人がクルクル空中で二回転三回転したり、
お股の間から顔を覗かせるありえない柔軟体がいたり、
ものすごいことが起こっているのに、すべてが美しいのだ。
合間のピエロの登場は、観客全員大笑い。
いやぁ、この人たち、ほんとに面白いです。
息を呑むサーカスとのコントラストが実にいい。
でも今回、一番の出来は、観客のおじさん。
ピエロに舞台に上らされていじられるんだけど、さすがアメリカ人?
ピエロ顔負けのリアクションで、大喝采を浴びてました。
最初はちょっとしょぼいかなあと、不安もあった「アレグリア」。
いやいや、充分満足いたしました。
ショーが終わり、明るくなって自分の周りを見渡すと、お客さんの密度が高い気がする。
??
どういうこと?
ショーが始まってから入ってきたお客さんが多いのか?
いや!
途中休憩の後、空いてる中央に近い席に、遠い席の人が移動してきたに違いない。
遠い席の空席率がショーの始まりのときより目立ってるもの。
さすが、自由奔放なハワイアン。
わたし達の前の列は、最初10席ほど空いていたのだけれど、
30分以上遅れてハワイアンのファミリーが入ってきた。夫婦と娘。
お父さんは席に着くや否や、すぐにいびきをかいて寝てしまった。
娘(推定10歳)が何度起こしてもダメ。お母さんはショーに釘付けで無視。
お父さん、寝るなんてもったいない。
ここ、75ドルの席ですよ。
この席、わたしがチケットをとった時点ですでに埋まっていた。
会社かどこかがまとめ買いしたチケットでももらったのかな。
自分で買ったとしたら信じられません。
ハワイはエンターティメントが少ないとよく言われるけれど、
こういうショーに、もっとお客さんが入って欲しいなあ。
集客率が悪いと、もう二度とハワイにこないかもと心配になっちゃう。
たぶん、当日でもチケット売ってると思います。
みなさーん、ぜひ見てね。
裏情報(?)ですが、
ハワイアンテレコムの20ドルオフはがき、はがきがないとダメかと思ってたら、
電話で「ハワイアンテレコムのカスタマーなんですけど、」って言っただけで
ディスカウントしてもらったという情報もあり。
それも、ハワイアンテレコムカスタマー専用の席だけじゃなく、
もっと良い席も選べる模様。(公演が始まって席が余ってるので開放したか?)
トライしてみてね。
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