ねこみみ山に行ってきました。
ほんとの名前はオロマナ。
ハワイカイのほうから見ると、ツインピークスの山の形が猫の耳みたい。
「ねこみみ山」って名前を付けてて、前からものすごーく気になる山だったの。
セミナーで知り合ったランディはハイクの達人。
聞いてみたら、この山の頂上までいけるトレッキングルートがあることが判明。
話はトントンと進み、さっそく連れて行ってくれることに。。。
ここ数日4時間くらいしか寝ていないので、ちょっとお疲れ気味。
大丈夫かなあと思いながらも、せっかくのお誘いなのでがんばってみました。
トレッキングルートの最初は赤土の地肌が見える歩道。赤土で囲まれたセドナを思い出しました。
こんな茂みの中に続くトレイルを延々と歩き(快適 快適!)、
こんな岩場をロープだけを頼りに登り(どひゃー!!)、
この後姿はランディ。
この手前ですれ違ったおじさんは、「怖くてこれ以上登れない!」って降りていきました。
お尻は泥で汚れ、手足は震えていました。きっとどこかですべっちゃったのかな。
足場が狭いので、落ちたらまっさかさま。命もないかも。
いちど恐怖心が芽生えたら、普通ならいける場所も行けなくなっちゃう。
ランディは、ごく普通に公園を散歩するみたいにすいすい登っていく。
私もつられて登ったけれど、私一人だったら、たぶん行けなかったと思う。
足場のない恐怖と戦いながら登りきった頂上は360度のビュー。視界の下に、ヘリコプターが飛んでいます。
最初の写真の、ねこみみの高い方の頂上に、今いるんです。(「I made it!」
)
写真だと、臨場感でないなあ。
5人も登ればいっぱいの頂上は、いい風が吹いてとても気持ちのいい場所でした。
帰りはどうなることかと思ったけど、案外平気でした。
恐怖心もなく、むしろ楽しく岩場を降りちゃった。
やっぱり海より山が私にはしっくりくるみたい。
山のエネルギーをいっぱい浴びて、トレッキングの後なのに、行く前より元気になっちゃった。
山歩きは良きパートナーと一緒だと、自分のちから以上のところにたどり着くことができるんだなあ。
人生もまたしかり。