週間新潮によると、
朝青龍は事件から2日後に神楽坂の焼肉店で、細木数子氏と会い、善後策を協議したようだ。
1月22日か23日には、政財界のフィクサーといわれる国家武道会議の朝堂院大覚総裁にも相談し、朝堂院氏はわざわざ麻布署まで出向き、朝青龍の弁明を伝えたという。
しかし、新潮のスクープでこの対応がばれると、被害者から示談を取るのに必死になった。
いきなり1000万円を提示するが、被害者側は納得せず、たにまちのパチンコ業者がカネを調達したというのだ。
「その金額について1000万円だとか報じられていますが、示談書に書かれた数字は100万円です。それにプラスして相撲観戦チケットを渡すのが示談の条件。でも、それは、相撲協会に対し、被害者とスンナリ示談が成立したかのように装うためだった」と、被害者の関係者は明かしている。
こうして、朝青龍は確実に追い詰められた。
新理事になった貴乃花も、「もう朝青龍を過保護にはできない」(文春)と公言した。
騒動の最初、私が被害者だと身代わりに名乗り出て朝青龍をかばった個人マネジャーも辞めてしまった。
新潮によれば、捜査関係者も「朝青龍からも事情を聞き、傷害容疑で書類送検になるのは確実だと言う。
実はそれに加えて、朝青龍の『示談強要』が浮上してきた。暴力団などが介入し、無理矢理示談に応じさせたのではないかという疑いで、捜査を進めている」
こんな事態でも朝青龍には、いま相撲を辞められない事情があった。
「一族がモンゴルで経営する企業集団『ASAグループ』傘下の国民投資銀行が、リーマンショックで巨額損失を被り、資金繰りに窮しているとのこと。
そのうえ昨夏のモンゴル政権交代の煽りで、その後銀行業務が機能不全に陥り、預金やローンについて尋ねても『停止している』と言うばかりだそうです」(文春)
一方、相撲協会は朝青龍の処分を決めかねていた。
強い横綱、評判の悪い横綱を、正義の味方の白鵬が土俵の上にぶん投げれば、いやが上にも相撲は盛り上がる。
朝青龍は相撲協会では金づるであったのだ。
相撲協会の理事会は、こんな問題を裁く力はない。
しかし、世論の声は厳しく、やむなく朝青龍を斬ることにした。
辞めない朝青龍に、突きつけるのは金。
引退すれば、それなりの待遇をするが、突っぱねれば、一切面倒は見ないと言われれば、後は辞めるしかない。
しかし、問題は、理事会がしかるべき対応をした証を見せるべきだった。
引退で、片をつけたのは、汚いやり方。
朝青龍は事件から2日後に神楽坂の焼肉店で、細木数子氏と会い、善後策を協議したようだ。
1月22日か23日には、政財界のフィクサーといわれる国家武道会議の朝堂院大覚総裁にも相談し、朝堂院氏はわざわざ麻布署まで出向き、朝青龍の弁明を伝えたという。
しかし、新潮のスクープでこの対応がばれると、被害者から示談を取るのに必死になった。
いきなり1000万円を提示するが、被害者側は納得せず、たにまちのパチンコ業者がカネを調達したというのだ。
「その金額について1000万円だとか報じられていますが、示談書に書かれた数字は100万円です。それにプラスして相撲観戦チケットを渡すのが示談の条件。でも、それは、相撲協会に対し、被害者とスンナリ示談が成立したかのように装うためだった」と、被害者の関係者は明かしている。
こうして、朝青龍は確実に追い詰められた。
新理事になった貴乃花も、「もう朝青龍を過保護にはできない」(文春)と公言した。
騒動の最初、私が被害者だと身代わりに名乗り出て朝青龍をかばった個人マネジャーも辞めてしまった。
新潮によれば、捜査関係者も「朝青龍からも事情を聞き、傷害容疑で書類送検になるのは確実だと言う。
実はそれに加えて、朝青龍の『示談強要』が浮上してきた。暴力団などが介入し、無理矢理示談に応じさせたのではないかという疑いで、捜査を進めている」
こんな事態でも朝青龍には、いま相撲を辞められない事情があった。
「一族がモンゴルで経営する企業集団『ASAグループ』傘下の国民投資銀行が、リーマンショックで巨額損失を被り、資金繰りに窮しているとのこと。
そのうえ昨夏のモンゴル政権交代の煽りで、その後銀行業務が機能不全に陥り、預金やローンについて尋ねても『停止している』と言うばかりだそうです」(文春)
一方、相撲協会は朝青龍の処分を決めかねていた。
強い横綱、評判の悪い横綱を、正義の味方の白鵬が土俵の上にぶん投げれば、いやが上にも相撲は盛り上がる。
朝青龍は相撲協会では金づるであったのだ。
相撲協会の理事会は、こんな問題を裁く力はない。
しかし、世論の声は厳しく、やむなく朝青龍を斬ることにした。
辞めない朝青龍に、突きつけるのは金。
引退すれば、それなりの待遇をするが、突っぱねれば、一切面倒は見ないと言われれば、後は辞めるしかない。
しかし、問題は、理事会がしかるべき対応をした証を見せるべきだった。
引退で、片をつけたのは、汚いやり方。