俺にも一言、言わせろ

世の中、腹の立つことばかり。真面目に生きてる一人として、一言述べさせていただきます。連帯を求めて、孤立を恐れず。

相撲協会の能力のなさを露呈した。

2010-02-06 12:51:06 | Weblog
週間新潮によると、
朝青龍は事件から2日後に神楽坂の焼肉店で、細木数子氏と会い、善後策を協議したようだ。
1月22日か23日には、政財界のフィクサーといわれる国家武道会議の朝堂院大覚総裁にも相談し、朝堂院氏はわざわざ麻布署まで出向き、朝青龍の弁明を伝えたという。

しかし、新潮のスクープでこの対応がばれると、被害者から示談を取るのに必死になった。

いきなり1000万円を提示するが、被害者側は納得せず、たにまちのパチンコ業者がカネを調達したというのだ。
「その金額について1000万円だとか報じられていますが、示談書に書かれた数字は100万円です。それにプラスして相撲観戦チケットを渡すのが示談の条件。でも、それは、相撲協会に対し、被害者とスンナリ示談が成立したかのように装うためだった」と、被害者の関係者は明かしている。

こうして、朝青龍は確実に追い詰められた。
新理事になった貴乃花も、「もう朝青龍を過保護にはできない」(文春)と公言した。
騒動の最初、私が被害者だと身代わりに名乗り出て朝青龍をかばった個人マネジャーも辞めてしまった。

新潮によれば、捜査関係者も「朝青龍からも事情を聞き、傷害容疑で書類送検になるのは確実だと言う。
実はそれに加えて、朝青龍の『示談強要』が浮上してきた。暴力団などが介入し、無理矢理示談に応じさせたのではないかという疑いで、捜査を進めている」

こんな事態でも朝青龍には、いま相撲を辞められない事情があった。
「一族がモンゴルで経営する企業集団『ASAグループ』傘下の国民投資銀行が、リーマンショックで巨額損失を被り、資金繰りに窮しているとのこと。
そのうえ昨夏のモンゴル政権交代の煽りで、その後銀行業務が機能不全に陥り、預金やローンについて尋ねても『停止している』と言うばかりだそうです」(文春)

一方、相撲協会は朝青龍の処分を決めかねていた。
強い横綱、評判の悪い横綱を、正義の味方の白鵬が土俵の上にぶん投げれば、いやが上にも相撲は盛り上がる。
朝青龍は相撲協会では金づるであったのだ。

相撲協会の理事会は、こんな問題を裁く力はない。

しかし、世論の声は厳しく、やむなく朝青龍を斬ることにした。

辞めない朝青龍に、突きつけるのは金。
引退すれば、それなりの待遇をするが、突っぱねれば、一切面倒は見ないと言われれば、後は辞めるしかない。

しかし、問題は、理事会がしかるべき対応をした証を見せるべきだった。
引退で、片をつけたのは、汚いやり方。


安治川親方を見捨てるな

2010-02-03 12:11:23 | Weblog
大相撲の立浪一門で元幕内光法の安治川親方(36)、宮城野部屋=は2日、日本相撲協会の理事選挙で貴乃花親方(元横綱)に投票したことを明かすとともに、協会を退職する意向を示していたと言う。

安治川親方は選挙後に落選した立浪一門の大島親方(元大関旭国)を訪れ、
貴乃花親方へ投票したことを伝えたと言う。
大島親方は3日「一門というのは家族と一緒。きずなを破れば、そこにいられなくなる」と話した。
安治川の年寄名跡は幕内安美錦(伊勢ケ浜部屋)が所有。
安治川親方は名跡を借りていたため、大島親方に投票する予定だった。
しかし、彼は勇気ある決断をしたのだ。

しかも、それを名乗り出て、大島親方に挨拶したのが立派である。

貴乃花も安治川親方も、相撲界の将来のためを思って決断した勇気ある行動である。
自らを捨て、自分の意志で、この相撲界のためを思って行動したことに賛辞を送りたい。

この安治川親方の辞職をみすみす受けるようでは、相撲協会理事会も度量の狭い連中と思う。

一門は家族?それもいいが、もっと大きく、この伝統ある相撲をもう一度国民のためのスポーツとして、教育の場で生かしていくという発想を持たないものか?

暇があったら、相撲を取る
子供の相撲大会は、昔はにぎわったものだ。

安治川親方を見捨てるな!

得俵に、足がかかった相撲界

2010-02-02 13:12:19 | Weblog
貴乃花親方(37=元横綱)が、奇跡的な逆転理事当選を果たした。
日本相撲協会の理事選挙が1日、国技館内で行われた。
二所ノ関一門を離脱して強行出馬した貴乃花親方は、一門を「破門」された支持者と合わせて7票しかなかったが、票を固めていた他の一門から「造反者」がでて、10票を獲得した。
選挙では、立浪一門の現職の大島親方(62=元大関旭国)が落選した。

この現象をどう見るべきか?

一つの見方は、
良識ある親方がいて、この相撲協会のままではまずいと思ったか?

貴乃花側に有力な人、例えば、大鵬のような人がいて、その3人に密かに号令を出したか?

現理事長の武蔵川親方が、相撲界を支援する政界・経済界の実力者から、一言言われたか?

立浪一門の分裂がひどく、造反が偶然出てきたのか?

朝青龍問題で、結論を出さない理事会に嫌気がさして造反が出てきたのか?

いろいろ、説があるだろうが政界・経済界の実力者から一言あったと思う。

なぜなら、選挙管理委員会が公正な選挙を目指したという事実があったから。

相撲界の継続のためには、貴乃花は必要だし、変わらなければならないことは、部外者にはよくわかる。

辛くも、押し出されそうになったが、得俵に助けられた。

しかし、これだけでは危ない。

次はああ商流の処分。

ちょんまげをつけた、馬鹿なスポーツ集団

2010-02-01 10:29:57 | Weblog
日本相撲協会の理事選挙が本日2月1日、両国国技館で投開票される。

定員10人(外部理事を除く)に対し、現職8人に新理事候補3人を加えた11人が立候補し、投票権を持つ評議員は111人。
当選確定ラインは11票で、二所ノ関一門を離脱した貴乃花親方は基礎票7で苦戦している。

暴行騒動の渦中にある朝青龍については、理事候補は誰も何も言わない。

理事選は事実上、意味のないことのようだ。なぜなら、すでに、相撲部屋一門というグループがあり、そこには評議員が割り振られている。だから、その一門からは何人の理事を当選させるか決まっている。

すなわち、今回一門から離脱した貴乃花にはチャンスがないということ。

投票で評議員が誰に投票したかが分かるように、投票の仕方も暗号を決めているという。

そんな話を聞くとこの世界は何事かと驚くばかり。
相撲協会の改革を旗頭に立候補する貴乃花に、冷たい視線が投げかけられる。

日本の古い徒弟制度がそのまま残っている。
果たしてそんな社会が、多くの人々の支援を受けるであろうか?

ましてや、今回の朝青龍の暴行事件に対し、的確な協会の処分が出ないと、もうお終いである。

所詮ちょんまげをつけた、馬鹿なスポーツ集団としか思えない。