静岡県知事選で敗北した後

静岡県知事選5日、投開票が行われ、民主、社民、国民新推薦で元静岡文化芸術大学長の川勝平太氏が、自民、公明推薦の前参院議員の坂本由紀子氏らを破り当選した。

川勝氏は出馬表明が告示2週間前と出遅れたが、鳩山由紀夫代表や岡田克也幹事長ら民主党幹部の応援で「政権交代」のイメージ戦略で支持を集め、当選につながった。

静岡知事選挙の結果が12日投開票の東京都議選に影響がでるのは必至と見られ、麻生首相の窮状は一層深刻化し、衆院解散の行方も不透明になってきた。

すなわち、都議選の敗北は火を見るより明らか。
そうなると、麻生は解散する権利すら自民党が与えない。
「お前はやめろ」、といった声が上がってくる。
麻生は首相の椅子に長く居つづけたいために、理屈を言って解散を延ばしてきた。

潔く解散して散ればよかったものを、駄目だしされて、政治生命までなくしてしまう麻生の悲劇をあらためて感じる。

リーダーたるもの、ビジョンを持ち、全責任を自分が持つという気構えがなければ秩序を乱す最大の要因とあらためて勉強する次第。

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