猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

あれから2年・・・

2013年03月12日 | その他 色々
悪夢のような大地震から、昨日でまる2年がたちました。

未だ見つかっていない方もいらっしゃると聞き、ご家族や関係者の方々の心の内はいかばかりかと思うと、胸が痛みます。

復興も、必ずしも進んでいるとは言えませんよね。

オリンピック招致などに熱を上げている、そんな場合じゃないような気がしますが・・・。

他に優先すべきことがあると思います。

( 上に立ち、そういう方向に持っていこうとしている人たちの事を指しているのであって、その下でがんばって招致を訴えているスポーツ選手のことを言っているのでは、もちろんありません。)



福島の方々も、未だ故郷 (当たり前に住んでいた居住地区) に戻れない日々が続き、
本当に、原発は恐ろしいものだと思います。

それなのに、なぜ、やめると言わないのか、不思議でなりません。



あの日、穏やかで平凡な、当たり前の日常を突然奪われてしまった人たち。

だんだん薄れていく、というのは、決してあってはならないことだと思います。

もちろん、被害にあわれた方々の悲しみは、少ずつでも、なるたけ早くに癒えていってほしいと思うけれど、

その時に、みんなが感じた命の尊さ、人々の絆の強さ、環境や社会について考えることなど、

そういうことは、同じ人間として生きていく以上、ずっと忘れないでいなくてはいけないこと、だと思います。



東北出身のあるタレントさんが、現状が何も変わっていないことへの苛立ちを訴えるとともに、一般の方々に対しても、

「『何もできない』なんてことはありません。ボランティアだけじゃなく、観光に来たり、物を買ったりでも十分です。黙祷するだけでもいいと思います」
と被災地とのかかわり方についていろいろな方法があることを挙げ、

「これからも生かされた人間の役目として、できる事をやっていくつもりです」

と言っていることをネットのニュースで知りましたが、姿勢が正されるような思いがしました。



震災に限らず、ですが、今生かされていることへの感謝と、その、命を大切に、

自分なりに頑張って生きていくことが大事なのではないかなぁ、きっとそれしかないのだと、

一昨年亡くなった友人Awのことや、昨年虹の橋を渡ったゴンのことが心をよぎるたびに、思ったりします。




私のできることは、今のところ本当に小さな、微々たることだと思うけれど、

それでも、思ったこと、感じたこと、考えたことを 「言葉」 にすることはできる。

私なりの 「言葉」 をつむぎ出して、少しずつでも、皆さんに伝えてゆくこと、

それができるといいなぁと思っています。


これからもずっと、そんな風に生きて、書いていきたいです。




最後にもう一度、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を、今一度心からお祈り致しますとともに、

被災地の一刻も早い復興と、被害にあわれた方々の、少しずつでもなるたけ早くに癒えていってほしい心の痛みと、

そして、日本中だけでなく、できれば世界中の原子力発電の全面廃止と、

そして、地球と、一人一人の心の平和を

心から願ってやみません。