ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

こんまりメソッドでお片付け。(18)まとめ

2020-12-28 18:50:29 | 片付け

今年も残すところあとわずか。

今年じゅうに片づけを済ませるぞ、と思っていたのですが(大体は終わったけど)取り残しはかなり出そうです。

そこで、年末までの間にお片付けの総括、そして今年一年の総括をしたいと思います。

まずはお片付けから。

10月に急に思い立って始めた片付けですが、二か月が経過した今家の中はかなりすっきりしました。

なにしろ普段は何にも気づかない息子(髪型を変えようがカーテンを取り換えようが気づかない)が帰ってきて「なんか変わった?」と言ったので成功といってもいいでしょう。

こんまりメソッドはかなり有効なお片付けの手法です。これは間違いない。モノを選別するときに「ときめき」を大事にする、というのは本当に目からウロコの発想です。だからこそ世界じゅうで引っ張りだこになっているのでしょう。

ただし、私がやってみて気づいたことをいくつかあげたいと思います。

① 短期集中型(一気に短期に完璧に)なので、一定の空間と時間が必要です。

我家の場合、服は一か所に集めることができたけれど他は無理。特に本を一か所に集めるスペースがない。本を出したりしまったりする体力もない。

また、天袋にあるものは、脚立を使っても背の低い私には手が届かないので今回はあきらめました。

体力と身体能力の問題はけっこう大きいかな。手伝ってくれる人が必要。

そして、仕事を持っているとまとまった時間を取るのが難しいので、ついダラダラと長引き、最初の意欲が薄れてきます。

あくまでも短期集中型のメソッドなのですね。

「一気に片づけることで意識の変化を劇的に起こす」ってやっぱりそう簡単じゃない。誰もがこんまりさんのような脳みそを持っているわけじゃないので。

② 家族のモノをどうするか。

我家では、独立して家を出ていった子どもたちのモノがまだ大量に残っており、収納スペースを占領しています。

家族のモノをどうするかについて、こんまりさんは、家族について不平不満を言う前にまずは自分のモノを片付けよ、と言ってますが、我家のように狭い家で押し入れが子どもたちのモノで満杯。しかも学習机や本棚も残っている状態ではどうしようもない。いずれは引き取りにくるでしょうが今はまだ難しい。

普段はいない家族なので、家族が散らかしているわけではない。あくまでも、彼らが実家に残したモノが大量にある、というだけ。彼らのアパートもすごく狭いので。

こうした中でいかに居心地のいい家にするかが課題です。

でも、今回のお片付けで所有するモノの把握ができたことは大きな収穫です。

③ 洋服、本、書類、小物、思い出品・・の他に情報も整理しないといけない。

 すでに交流のなくなった友人知人のメルアド、PCに大量に残してある「お気に入り」等。たまに見ることもあるけど、ほとんど忘れているので削除。

④ 思い出品が一番難しい、とありますが、私の場合そもそも思い出品はそれほど多くないので比較的楽でした。家族写真も子どもたち以外のものはすでに廃棄していたし。昔のノートが出てきたときはざっと目を通しましたが、一冊を覗いて全部捨てました。

⑤ モノだけでなく、お金の収支にも気を配る必要があると感じました。つまり生活全般を見直す、ということ。

スマホの使用料、私の場合は3Gでも十分なので格安スマホの3Gに変更しました。他にも無駄な支出は極力減らそうと思っています。確定申告も近いことだしね。

結局のところ、こんまりメソッドは、ある程度の広さの住宅、ある程度時間に余裕のある人(あるいは協力者がいる人)のためのお片付けメソッドなのかな、と思いました。

意識の変革、というのはやはり脳みそが大きく関わっているので、こんまりメソッドでお片付けをしてもADHDの傾向のある人はやっぱりリバウンドするんじゃないかと思います。なので、NLPなどの手法を使って脳の変革から始める方が手っ取り早いかもしれない。

意識ってそう簡単に変わるものじゃないので。

⑥ どんなにすっきりと片付いた家の中でも、タバコの煙が充満していては心地よいとはいえない、という問題。

 春から引き続き近隣の煙害に悩まされています。ずいぶん話し合った結果、だいぶ減ってきたのですが、家の隅々にしみついたタバコの臭いはそう簡単に消えない。空気清浄機を2台フル稼働していますが、時々追い付かないほど副流煙が流れてきます。団地自治会や市の環境課などにも相談しましたが、個人が家の中でタバコを吸うことを禁止する法律はない、と却下されました。個人の基本的権利だからと。こっちの健康問題は個人の基本的権利じゃないのかい、と突っ込みたくもなるけど、埒のあかない議論です。

引っ越すしかない。

でも、引っ越せない。

(もしかして、すごく幸運なことが起きて引っ越すことになるかもしれないので、その日のためにも片づけはしておきたい)

これについてはまた日を改めて書きたいと思いますが、理想の暮らしの根本にあるのは清浄な空気。
「風の谷のナウシカ」を見て改めてそう思いました。

全集中の呼吸をしようにも途中で咳き込んでは無理だものね。

というわけですが、あとはいかに片づけた状態をキープするか。
以下のことを日々心掛けるようにしています。
(以前の私なら絶対にしなかったことです)

① 居間のテーブルの上を一日一度は空にする。

② シンクに皿や茶わんをためない。

③ トイレと玄関をまめに掃除する。

④ 家の中にパワースポットのような場所を作り、そこだけは常にクリーンに保つ。

⑤ 植物を置く。植物が空気をきれいにしてくれるかもしれない。でも、大きな鉢植えは高価なので小さいのから育てていこうと思っていますが、生きてるうちに大木になってくれるかしらん・・

まあ、こんなところですが、これでも、昔の私から見たら大躍進です。

片付けは「祭り」だとこんまりさんも言っているように、ダラダラと長引かせるものではありません。

一応、こんまりメソッドのお片付けは、少し中途半端ではありますが、年内に終わったものとみなし、来年からは新しいことに挑戦していこうと思っています。

(やり残した部分は引き続きやっていくつもりです。また、NLPについても書こうと思っています)

長い間「こんまりメソッドでお片付け。」にお付き合いいただきありがとうございました。

片づけのビフォーアフターの写真を、恥ずかしながら少しだけ載せます。大して違わないじゃないか、と思われるかもしれませんが、引き出しやシンク下、クローゼットなどを整理してかなり使い勝手がよくなりました。私的にはこれでも大躍進なんです。

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(写真の載せ方が下手ですみません。クリックすると大きくなります)

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