アマプラで100円で借りた映画、
「オットーという男」(トム・ハンクス主演 2022年)
が面白かったので紹介したいと思います。
始まってしばらくして強い既視感があり、あれ、これもう見たんだっけ?
と思っていたら、4年ほど前に観た「幸せなひとりぼっち」のリメイクだとわかりました。
「幸せなひとりぼっち」はスウェーデンの映画で、当時「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」より人気があったというコメディ。この映画もよかったなあ。
(2019年1月16日の記事参照。ストーリー紹介もしています)
リメイク版なので、ストーリーはほぼ一緒。
登場人物や出来事、場所など多少の違いはあるけれど、同じストーリー展開です。
頑固爺さんが周囲の人たちによって、少しずつ心を開いていくお話。コメディなのでけっこう笑えて、最後は泣けるストーリーです。
ハリウッドって、こんな風によその国の人気映画をリメイクして儲けているのね、と思った。
しかも、トム・ハンクスを主演にするなんて狡くない?
リメイク版「オットーという男」は、さすがトム・ハンクスだけあって、存在感がハンパない。脇役たちもオリジナルより面白く説得力がある。
でも、あくまでもオリジナルあってのリメイク。できれば、オリジナルの方も見てほしいと思います。
ちなみに、リメイクとパクリの違いって何なんだろうと思って調べてみたら、許可を得ているかどうか、だそうです。
なので、当然ハリウッドはオリジナルの映画の許可を得て、今回のリメイク版を作ったわけですが、
オリジナルとリメイクのどちらがいいか、どっちの方が人気があるか、というのはけっこう難しい問題で、
たとえば、
シュワちゃん主演の「トータル・リコール」のリメイク版(コリン・ファレル主演)はイマイチでした。
オリジナルの方はかなり古いけど(1990年)、圧倒的に面白い。
そういう例はたくさんあるので、今回のリメイク版は見事にオリジナル版を超えた、といってもいいでしょう。
先日見た、イギリス版「生きる」(ビル・ナイ主演)もイマイチだったなあ。
黒沢明監督作品「生きる」のリメイク版だそうです。
脚本がカズオイシグロだというので、期待して見たのだけど、全然面白くなかった。
こういうリメイク版もあるよね。
私自身は、リメイク版じゃなくて、最後までオリジナル版の私でいたいと思っていますが、
どうなんだろう、ひょっとして、すでにリメイク版だったりして・・(Oh my gosh!)
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