ご存じの通り、今TBSでドラマ「日本沈没ー希望のひとー」を放映中ですね。
私はなぜかデザスターものの映画やドラマ(パニック映画とも言う)が大好きで、大地震で大地がぱっくり割れたり、火山が爆発したり、ゴジラが光線を噴いて暴れたりすると、
もうゾクゾクしちゃうのです。
なんだろうね、この感覚。
だから時々デザスター映画が見たくてたまらなくなります。
「日本沈没」は小松左京原作のSF小説で、これまでも何度も映画やドラマ、アニメなどになっています。
私は藤岡弘主演の映画(1973年)が大好きで何度も見ました。この時の田所博士は小林桂樹でしたね(なつかしい)。草彅剛と柴咲コウが主演した映画(2006年)はイマイチでしたが。
今回の舞台は2023年なので、ストーリーはかなり変更されています。
特に田所博士(香川照之)の変人ぶりはかなり戯画化されていて、これってどうなの、と思ったけど。
初回を見たとき、「シン・ゴジラ」か、と思い、2回目3回目を見たときは「半沢直樹」じゃん、と思ってなかなか大地震が襲ってこないのでしびれを切らしていたところ、
4回目の最後でようやく、大地震が東京を襲いますね。
いきなり高層ビルが倒壊したりして。
次回以降で関東が沈み、日本列島が全部沈んじゃうのか、あるいは一部残るのか、今後の展開が楽しみです。
私の中では今一番盛り上がっているドラマです。(Netflix、GYAOで見てます)
外国映画だと決まって一つの家族が主役になって家族を守る夫なんかが登場したりしますが、
日本の映画は家族よりも、国家体制とか政治とか社会全体の空気とかを描くようです。
「愛してるよ」「私も愛してるわ、チュッ」がない分すっきりしていて災害のシーンがドーンと全面に出てくる感じで日本のデザスターものの方が好きだなあ。
家族愛や家族の絆よりも、人生って無常なのね、といった諦観が漂う。それが日本人の心情にはあっているのでしょう。
大昔、幼少期に見た「地球防衛軍」がもしかすると一種のトラウマになっているのかもしれません。
村人たちが盆踊りをしている最中に突然大きな地震が襲って山が崩れ大地がぱっくり割れていく、
あのシーンを見たときのショックとゾクゾク感ね。
そして、初代「ゴジラ」(1953年)でゴジラの巨大な頭が山の向こうに現れたときの驚きとショック。
そうしたシーンが私の潜在意識に刻みこまれたのでしょう。怖いモノ見たさのゾクゾク感かな。
あるいは前世で災害にあって死んだのか。それとも記憶にもない幼少期に何かの災害に巻き込まれたのか。
あるいは、ものすごい破壊衝動があるのか・・
何らかの理由があるとは思うのですが、
でもまあ、今はこの感覚を楽しむことにしています。
なので、年に何度か必ず、ゴジラ、エイリアンが襲う映画、大災害モノ、を見ないと気が済まない私なのです。
あなたはどう?
《おまけの画像》
たまたま見つけて大爆笑しました。
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