ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

スパイダーマン/ノーウェイ・ホーム

2022-02-02 10:36:47 | 映画

見てきちゃいました!

「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」

今年初めての劇場での映画鑑賞。

トム・ホランドのスパイダーマンシリーズの最終章です。

スパイダーマンって、他のマーベル作品に比べると、高校生の青春物語という要素が強く、

どちらかというと、お子ちゃま向きだなあと思っていたので、今回の「スパイダーマン」はスルーしてたんですね。

ところが、

いつも映画の話で盛り上がる美容室で、

「トム・ホランドよかったですよ~ あたしもうトム・ホランドに惚れちゃいました~」

と若い美容師がいうもんでね、

なになに、そんなら見てみようじゃないのと出かけて行ったのです。

そしたら、ほんとに、トム・ホランドが良かった。

もちろんその前にトム・ホランド主演の「スパイダーマン」

「スパイダーマン/カミング・ホーム」

「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」

の2作を見ておくのも忘れなかった。

つい昨日、Netflixで「スパイダーマン・ファー・フロム・ホーム」を見たばかりなので、

のっけからミステリオが登場し、

「スパイダーマンの正体はピーター・パーカーだ!」

と正体を明かしたので、

あら、夕べの続きじゃないのと、すぐさま映画の世界にハマりこんじゃいました。

ストーリー展開は前作(トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドのスパイダーマン)

と似ています。

(地味で目立たない高校生ピーター・パーカーがヒーローになる話)

今回も、トム・ホランドのスパイダーマンはおバカな高校生そのもので、前半はかなり笑える。

そのおバカな高校生がヒーローになることで、人間として成長していくという、

王道の成長物語に仕上がっています。

ガールフレンドのMJ、そして親友ネッドは、「ハリー・ポッター」のロンやハーマイオニーのように、どこまでもピーターの味方でいてくれます。

しかも、今回、ピーターの後ろにおひけえなすっているのは、アベンジャーズ。

サノスに消されたヒーローたちが、再び戻ってきた直後の世界で、アイアンマンであるトニー・スタークは死んでしまい、アベンジャーズもまだ完全には復活していない、そういう時期のお話、という設定です。

今回大活躍したのは、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)。

それに、マルチバース(平行世界)から、いろんなヴィランだの別バージョンのスパイダーマンがやってきて大活躍。

ドクター・オクトパスやら、グリーン・ゴブリンやら、トカゲ男やら、なつかしいヴィランたちが登場します。

まるで、トッピング全部乗せの巨大ピザみたいな、てんこ盛り大盤振る舞い映画になってます。

CG使いまくりだけど、世界観が面白く、2時間半の映画を一秒たりとも目をそらすことなく、

トイレも我慢して、最後の最後までスクリーンに釘付け。

これ以上書くとネタバレになるのでやめますが、

  ちょこっとだけネタバレすると・・
   ヴィランたちをFIXする(治療する)のだとピーターは言うのですが、
  FIXって何だろうねと思った。アメリカの正義って、世界をFIXすることなのか?

(エンドロールの後におまけがあるのはアベンジャーズのお約束。でも今回はもう一つおまけがあるので、絶対最後まで席を立たないように)

劇場内が明るくなり、

人々が三々五々席を立ち、コートを着て、

「面白かったね」とささやきあう声を聴きながら、

私自身も、

「ああ、面白かった!」

と大満足のため息ついて劇場を後にしたのでした。

映画館の外に出てみると、すでに5時を回っていたのにあたりはまだ薄明るく、

一月のあわただしい日没とは違って、ゆっくりとした夕方の光景が広がっていました。

春間近の夕暮れもよいなあ~(まだ冬だけど)

と勝手に思いながら駅までの道を歩きました。

これは絶対劇場で観るべし、よ。

 

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