ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

猫の日

2017-02-22 18:41:00 | 日記
今日は2月22日、にゃんにゃんにゃんで猫の日だそうです。
去年も猫の話を書いたような気がするのだけど、やっぱり今日も猫。

現在、我が家に猫はいませんが、娘の家にはいます。
娘は夫と二人で狭いアパート暮らしですが猫を飼っています。
時々彼らが旅行に行ったり、スノボに行ったりするとき、孫の世話ならぬ猫の世話に行きます。

あまりしょっちゅう行かないので、彼(猫)はすぐに私の顔を忘れ、寝室のベッドの下に隠れてしまいます。
呼べど答えず。
ジーッとベッドの下からこちらを伺っている気配だけが感じられ、
冷蔵庫から猫缶を出して匂いでおびき寄せようとするも、
その手には乗らないぞとばかり、いっこうに出てこない。

皿にあけた猫缶を部屋の境の敷居の上に置いて、待つことしばし。
彼はそーっとベッドの下から出てきますが、
私がちょっとでも動くと、たちまち足を止めます。

「だるまさんがころんだ」

そっぽを向いて知らんぷりすると、
またそーっと近づいてくる。
でも、私がちょっとでも動くと、
 
 おっとっ

とばかりに動きを止めます。

そんな風にして、ようやく敷居の皿のところまでやってきて、
疑り深い目で私をじーっと見るので、

「いらないの?」

と声を掛ければ、またつーっとベッドの下に逆戻り。
もうね、何度も来てるんだから、いい加減覚えてよね。
などとぼやきつつ、
少しずつならしていき、
危険人物じゃないことがわかると、

ようやくそばまでやってきて、
私の手の匂いをかぎ、
どうやら、前にきたおばさんみたいだとわかったようで、
それでも、まだ疑り深い目で私をちらちら見ながら
餌を食べ始めます。

かわいくないヤツだけど、かわいいんだよね。
なにしろ子猫の時から見てるからね。

そうやって、
時間をかけて少しずつ少しずつ距離を縮めていき、
ついに、ちょっとだけ触らせてくれる。

距離を縮めるのが難しいのは、
恋愛に似てるかも・・
などと思いつつ、
今日も猫からいろいろ教わったなあと
ほっこりした気分で帰宅する私であります。

猫を飼っている皆さーん、
膝の上でごろごろ喉をならす猫の背中をなでたりしている皆さーん、
あなたたちは、
なんて幸せな人たちだろう。

猫のいる日々は平和でおだやかな日々でもあります。
そんな日々がずーっと続きますように。
わたしゃそう願っておりますです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする