夕空百景/ALWAYS 続・三丁目の夕日

2007-11-10 | ◆空と映画とスタジアムと…

もうヒットしている映画の事を書くのはちょっと本意では無いけど、
それでも期待通りの良い仕上がりになっていますから、
観に行かれる予定の方は、楽しみにしていただいて良いと思います。

前回で、もうこの映画(構成やテーマ性)は完成されていて
(と、思っていますが?個人的には…)、
今回も郷愁と笑いと涙をベースに、ほぼ同じ登場人物で、
前回の話を引き継ぐ形(後編)になっています。
この映画の良くもあり辛いところは、人情ドラマが
大きなテーマになっているので、もう何作つくっても、
一作目の感動を大きく超えるのは難しく?、
作れば作るほどマンネリに落ち入りやすくなって
しまうところではないでしょうか?
それでも、こんな気持の良いいマンネリなら
2年に一度は楽しみにしても良いと思いますけどね。
ただ、マンネリと言い切ちゃうと聞こえは悪いですが、
人としてこうありたいという大切なことがテーマですから、
何度観てもこういうマンネリは後味の良いモノです。
そして制作側(東宝)は、またまたの大ヒットに味を占め、
このドル箱を、ぜひとも東宝の“寅さん”に
したくてたまらないでしょうね~(笑)きっと!!

正直言って個人的には前作ほど泣きは入りませんでしたが、
VFXは、より広範囲に巧みに使われていて、ほとんど違和感なく
当時の東京が再現されているようでした(現実は知りませんが(^^;)。
というか、セットとCGの区別がほとんどつきません…凄いですね~!!
DVDで背景の細部まで観察したくなります。

まっ、好きな人はもう勝手に観に行くでしょうから、
得にお勧めはしませんが、楽しかったです。
ちなみに、今回、個人的一番のお気に入りシーンは
冒頭の2~3分で、一気に引込まれました!
DVDになったら10回くらい見返したいな~(笑)



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