おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

ルミ子

2008-10-06 15:57:06 | Weblog
夜通し降っていた雨は昼前には上がっていた

トイレに起きた時に「今の内に洗濯を」と思ったのだが

布団に戻ったらまた眠ってしまったのだ

次に目が覚めたら、窓の向こうは厚い雲に覆われていた

いつものパターンだが情けない

大急ぎで洗濯機を回し

同時にうどんを茹でてかき揚げを乗せて食べた

昨日、サミットで買って来たえびのかき揚げだ

ついでにサツマイモの天ぷらも乗せて

ネギも大盛りにした


この時期になると温かいどんぶりモノをよく作る

一番簡単なのがうどんである

だしつゆを暖める時に

椎茸の細切りを加えると更に美味しくなるのだ

トッピングは、ちくわやきつね専用の油揚げだ

玉子を落としてネギを散らす

最後にゆず入り唐辛子を振って食べるのだ

出勤前の慌しい時でも、5分前後で完成する

何たってうどん玉は安い

昨日買ったのは3玉で98円だった

安くて手軽で腹持ちが良い

これこそ一人暮らしの味方ではないだろうか

ってか声高に訴えるほどの事ではないのだが…


昨夜、「金曜日の告白・大ヒット曲に狂わされた壮絶人生スペシャル」を見た

先々週くらいに3時間枠で放送され

録画しておいたものをやっと見る事が出来た

このシリーズは定期的に放送されていて

毎回楽しみに見ている

これまであまり語られなかった不遇のエピソードを

大ヒット歌手やアイドル達が告白する


今回は小柳ルミ子が痛々しかった

何年か前に最愛の母親を亡くした彼女

大澄賢也とのゴタゴタの時も

何度かワイドショーにコメントしていた

あのお母さんである

自分が叶えられなかった夢を娘に託し

全てのエネルギーを注いで来た母親

色んなお稽古事に通わせる為に内職で月謝を捻出し

歌手にさせるために必死でバックアップしてきた


母親の危篤を知らされたのは仕事先だった

急いで病院に駈けつけたとしても

母は決して喜ばないだろう

無事にステージを務めることが

自分の最後の孝行だと考え

受話器を母の耳元に当ててもらい

遠く離れた会場から「瀬戸の花嫁」を歌ったのである

最も好きだったこの曲を聴きながら

母親は息を引き取った


スタジオに登場したルミ子は、イントロから既に

顔はくしゃくしゃだった

声を震わせながら嫁いで行く娘の気持ちを歌った

♪父さん 母さん 大事にしてね

の部分は特に胸に迫るものがあったようだ


最近、仕事にもあまり恵まれてなさそうな彼女だけに

この番組は何かのきっかけになって欲しい

歌も踊りも芝居も、素晴らしい物を持っているのだから…

















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする