スカパーの新チューナーが届いて

スカパーの新しいチューナーが届いた

これまで使ってたものよりもかなり小さい

早速テレビに接続

特にこれまでと変わらない

当たり前だ、ウチのテレビは地デジ以前の液晶でＨＤ非対応なのだから

心優しいお客様から地デジチューナーを頂きテレビ放送を見ている

スカパーも来年５月でこれまでのチューナーが使えなくなるとの事で

タダで貰えるチューナーを早速申し込んだら５日で届いたのだ

デッキや外付けハードディスクに接続すれば録画も可能

ヤマダ電機で１テラ以上のＨＤＤを購入しようかしら？

スカパー１２月は懐かしい８２年度レコ大ほか見逃せないコンテンツが

テンコ盛り、しかもこれまでのチューナーでは受信出来なくて

悔しい思いをしていたチャンネルも見る事が可能

明日から１２月で見所満載

テレビ依存の私はこうして中毒症状が益々酷くなって行くのである

一通の手紙

昨夜の地震のせいだろう
か

部屋中に堆く積み上げていた諸々の中から一通の手紙が床に落ちていた

消印は８７年となっている

私が大阪に住んでいた頃に届いたものだ

送り主は新宿２丁目でバイトしていた時に友達になったゲイだった

彼とは今でも懇意にしているが

趣味が合う事で２丁目の店を辞めて大阪に移り住んでも

お互い行ったり来たりの間柄で長電話もしょっちゅう

距離を感じさせない付き合いを続けていた

昭和も終わりに近付いた頃、私は再び上京するのだが

先程の手紙は頻繁にやり取りしていた頃の一通

中身は当時、お互いに愛好していたビデオ機器に関するマニアックな情報で

ＳＯＮＹ信者の彼はＥＤベータと言う機種について熱く思いを綴っていた

それ以外にも他の友達の近況やら会社の事など

ゲイの友達が居ない大阪で、独り淋しく暮らす私をおもんばかっての内容だ

私も当時バイトしていたビデオ屋のカウンターで

日々のうつろいをしたためては返信していた

お互いに便箋ではなく、その辺のチラシの裏に小さな字で

日記の様にその日の出来事を書き連ね、ある程度まとまったら送ると言うパターンだった

彼からの手紙には写真が添えられていて

新幹線の中から手を振る、まだ２０代の私の笑顔があった

バイト先から夏休みを貰い上京した時のものだろう

楽しかった思い出と共に大阪へ帰る間際のホームでの一枚だ

しばらく時間がタイムスリップした様な錯覚にとらわれた

あれから何十年

お互いに当時と環境は大きく変わって歳も重ねた

当時と違い住まいも昔ほど遠くはないが

仕事に追われる毎日で中々会う機会もないのだ

最近、彼からのメールである事をきっかけに数年振りに会う事になりそうだ

その時にはまた昔話に花が咲くに違いない

時間は戻って来ないが、気持ちだけはあの頃の様になれると良いけれど…

Ｍ子と息子

Ｍ子は思春期の一人息子を持つ母だ

歳よりもうんと若く見えるので

二人で出掛けると姉弟に見られる事が多い

自慢の息子を溺愛しているＭ子は最近担任の女教師の事で頭を痛めている

５０代と思われるその女教師が息子の事でメールを寄越して来た事を発端に

Ｍ子の不信感は募っている

「元々気に入らないタイプだったのよ」

モンスターペアレンツにならない様に言葉を選びながら

いかにその女教師が不適格かを話す

「そんな先生に息子を預けておけないから転校も考えたの」

しかし息子に女教師から何らかのハラスメントがあったわけではない様だ

えこ贔屓する先生は昔から居た

またイジメを見て見ぬフリする先生

生徒が傷付く様な暴言を吐いたり体罰を加える先生

そのいずれかにも当て嵌まらない女教師だが何故か気に入らない

息子が言ってもない事を母親にメールして来て

混乱させた女教師を許す事は出来ない

Ｍ子は意を決し校長にこの事を打ち明けた

恐らく校長はヒステリックなモンスターペアレンツと思っただろう

Ｍ子は息子に恋してる様にも思える

夫に満たされぬ何かを息子に向けているのではないだろうか

息子に彼女が出来ないのよ…女の子に興味がないわけではないと思うのに…

Ｍ子は憎い女教師の話の次に年頃の息子に彼女が居ない事を嘆く

干渉し過ぎではないかと思える程に息子ベッタリの母親

息子さんは息苦しくならないのかしら？

余計なお世話だが少し子離れした方が良いのでは？と思う私なのだった

強風で…

一昨日アップし忘れた記事を今日更新します


昼の天気予報で夕方から夜にかけて大荒れの空模様と言っていた通り

出勤前の慌ただしい中で窓打つ雨が時折強くなるのを聞いていた

シャワーを浴びて支度を済ませ大きめの傘を持って外に出たら風がやや強い

バス停まで小走りで向かい待つ事２～３分

気づいたら雨は止んでいた

運転手がスピードを上げるタイプで魔の踏切の近くまであっと言う間だった

しかし、そこからが動かない

恐らく強風の影響で電車が速度規制をしているのだろう

そんな時は遮断機がなかなか上がらない

この踏切では直進する車と踏切に沿って右折する車に別れるが

後者ばかりだと渋滞する事もないが

直進したい車が左寄りに停車していないと狭い場所なので

後続の車は右折出来ずに足止めさせられる事になる

一度遮断機が上がり車が少しだけ動いたがすぐに流れは止まった

ここからが長くなりそうだったので運転手に降ろしてくれる様に頼んだ

目の大きな若いイケメン運転手は「本来は駄目なんですが…」と言いながらもドアを開けてくれた

あらやだ、この運転手なら最後まで乗っていても良かったと思いつて

私は駅まで走ったのだった

思った通り駅のホームには遅延を知らせるアナウンスが響き渡っていた

５～６分の遅れだと言うので

こんな時はロマンスカーが早いと思いチケットを購入

電車の遅延が酷いとロマンスカーも運休となるのだ

７分遅れでメタリックブラウンのＥＸＥが到着

車内にも丁寧な遅延情報がアナウンスされていた

相模川の強風で速度規制がされていて７分遅れだと言う

仕方ない、しばらくイヤフォンから聴こえて来る音楽に耳を傾ける事にしよう

窓の外に目をやると、かなりスピードを出している事がわかる

遅れを取り戻そうと運転手も必死なのだろう

結果新宿には定刻通りの到着となった

アナウンスも誇らしげに

「７分遅れで〇〇駅を発車いたしましたが新宿駅へは定刻通りに到着いたします」

運転手さん頑張ったよね

それにしてもこの強風、営業妨害にならなければ良いが…

先週のように

連休を無駄に過ごして明日からまた仕事

そうそう昨夜は祝日でお店は休みだったのに

Ｓさんからケータイに着信があった

「やってね～っちゅうの！」

でも祝日とは言え土曜日なので

もしかしたら他にもお店を訪れてくれたお客様が居たかも

そんな事をふと思いながら

いつの間にか深い眠りについてしまった


先週は月曜日が激ヒマで

週明けからちょっと落ち込んでしまった

これまでは月曜はそこそこ集客が見込めたのに

やはり連休前の給料前でみんな飲み歩いてない様だ

店前の通りも閑散としていた

もともと裏通りなので深夜は人通りがぷっつり途絶えるのだ

おまけに古くからのお店はかなり閉店してしまったし

残ってるお店も早々と看板を仕舞う

ボーイのユウスケのケータイに

近所のスナックのボーイから電話があったみたいで

アチラもかなりのヒマだったらしい

いつもお客様で賑わっているイメージの店なのに

こんな夜はその店も静かだったのだろう

店長のため息が聞こえてくる様だった

さて明日は先週みたいな事のない様に

頑張らなくちゃ