出勤時に更新している
忌々しい雨である
今朝はまだ降ってなかったが
午後になってから予報通り空が泣き出した
西の方では梅雨入りした所もあるとか
関東もそろそろ紫陽花と共に
ジメジメした時期を目前にしている
いつもより早く(と言っても10分くらい)
部屋を出て来た
傘が必要な日は片道15分が
とても苦痛である
タイミングよくバスに乗れれば
そんな幸運な事はないが
本数が減らされてから
停留所を目指す事はほぼなくなった
アパート前の車道に出たら
路面に居た鳥がいきなり羽ばたいて
5メートル先の電線にとまった
しかし、路面にはもう一羽
同じ種類と思われる鳥が残っていた
雨に打たれたままうずくまっている
電線の鳥はこちらを見ている
仲間なのか恋人なのか分からないが
近付く人間を心配しているのかも
路面の鳥は動かないままだ
怪我でもしているのだろうか
「此処に居たら危ないよ」と
声をかけて私は通り過ぎたが
前方から走って来た車が
どうか、あの鳥を轢かない様にと祈りながら
私は駅へと急いだのだった
忌々しい雨である
今朝はまだ降ってなかったが
午後になってから予報通り空が泣き出した
西の方では梅雨入りした所もあるとか
関東もそろそろ紫陽花と共に
ジメジメした時期を目前にしている
いつもより早く(と言っても10分くらい)
部屋を出て来た
傘が必要な日は片道15分が
とても苦痛である
タイミングよくバスに乗れれば
そんな幸運な事はないが
本数が減らされてから
停留所を目指す事はほぼなくなった
アパート前の車道に出たら
路面に居た鳥がいきなり羽ばたいて
5メートル先の電線にとまった
しかし、路面にはもう一羽
同じ種類と思われる鳥が残っていた
雨に打たれたままうずくまっている
電線の鳥はこちらを見ている
仲間なのか恋人なのか分からないが
近付く人間を心配しているのかも
路面の鳥は動かないままだ
怪我でもしているのだろうか
「此処に居たら危ないよ」と
声をかけて私は通り過ぎたが
前方から走って来た車が
どうか、あの鳥を轢かない様にと祈りながら
私は駅へと急いだのだった