おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

懐かしいビデオ

2008-11-30 23:46:54 | Weblog
11月も今日で終わり

今年もあと一ヶ月を残すだけとなった

早い、一年なんてホントにあっと言う間だ

今年一年を振り返ってみて何か心に残る事はあっただろうか

特にない、て言うか夏以前の事はあまり思い出せない

仕事に追われてたわけでもプライベートが充実していたわけでもない

ただ単に時間を消化していただけだった様に思う

こんな繰り返しでここ数年生きて来ている


25年来の親友からメールが届いた

彼は私が新宿2丁目のホモバーでバイトしてた時に知り合った

当時はお互いの趣味や価値観に共通する所が多く

すぐに仲良くなった

私より7つも年上なので何かと教わる所も多く

影響される事も多々あったのだ


私も彼もビデオカメラに夢中になった時期がある

当時はVHSのビデオテープにそのまま記録するので

肩に乗せる大型のサイズだった

今の様な超小型のカメラとは比べ物にならない

おまけに画質も悪く、CCDと言う撮像素子が19万画素とか

25万画素だったりするのだ

昨今の携帯電話のカメラでは800万画素超えのモノが出て来た

当時からするとホントに夢のような進化だ


そんな重くて画質の悪いカメラを持って

色んな場所に出かけた

そしてアイドルに見立てたゲイの友人を

プロモーションビデオ風に撮って行くのだ

幸いにも友人にアイドルのフリマネが得意な子が居て

ひと気のない場所で何度もロケをした

そうやって撮り溜めたテープが押入れから出て来たそうだ

皆で奥多摩にドライブした時の楽しい様子や

私が大阪に住んでる時に遊びに来てくれた時の模様など

懐かしい映像に彼はしばしタイムスリップしたようだ

「DVDに焼いてアンタにも送るわ」

メールの最後にそう付け加えられていた


私の押入れにも同じ様なテープが眠っている

しかもVHSの後に出た8ミリビデオテープもあるのだ

この8ミリは短命だった

その後はデジタルビデオ→ハイビジョンに移行して行くが

私の場合デジタルビデオカメラまでは買い続けた

歳のせいだろうか、外へ景色を撮りに行ったりすることもなくなった

休みの日でも部屋でゴロゴロしてる方が幸せだったりする


私の住んでる町からは箱根も江ノ島もロマンスカーで

一時間もかからない

この時期、紅葉がとても綺麗なのではないだろうか

また、人がまばらな江ノ島海岸で見る夕暮れも素敵だろう

昔ならアイドル気取りの友人を連れて行って

ポーズの一つも取らせただろう

でも今は、そんな気力も失せた


送られて来た昔の映像を見たら

またカメラを持って外へ出かけたくなるだろうか

















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ご乱行

2008-11-29 10:31:09 | Weblog
昨夜は速水のパパが大荒れだった

仙台から出張で帰って来て、そのままTちゃんに連絡するも

彼女は別のお客さんとの同伴が入っていて

断わられたらしい

いつもなら他の子に連絡してTちゃんとは次の機会にと

大人の対応をするのに

すでに昼から飲んでるパパは大いにヘソを曲げた

何軒か覗いた後にTちゃんの店へ…

混雑する店内で声を荒げてワガママばかり言って

手を焼かせたそうだ

Tちゃんから私の携帯に連絡があり

「速水さんが凄く機嫌が悪いの、迎えに来て」とSOS

タクシーを飛ばしてTちゃんのお店に急行する


入り口で私が行くのを待ってたTちゃん

「とても酔ってて皆に当り散らすのよ」と困惑顔だ

速水のパパは年に一回くらい泥酔する

私が一緒の時は、なるべく飲ませない様に気を付けている

今回は仕事絡みの飲み会で、注がれた酒を飲み干している内に

いつの間にかベロンベロンになってしまった様だ


ボックスは満席だったのでカウンターに腰掛ける

パパを挟んでTちゃんと私が介抱する

しかし同伴を断わられてTちゃんに当り散らす

大人気ない

Tちゃんもさすがに席を外した


そこへサエがバトンタッチでパパの横へ…

彼女はあっけらかんとしていてお気楽だ

クールビューティーな外見とはまるで裏腹な性格

「パパどうしたのよ、荒れてるわネェ」

カウンターに突っ伏したままのパパに代わって

「仙台の出張で疲れたみたいよ」と私が答える

「向こうで若い女の子とエッチ出来なかったの?」

サエの質問にムクッと起きるパパ

「仕事で行ってるんだから出来るわけないだろ」

「なんだ、やれなかったからイラついてるんだ」

怒る気にもなれないパパ

「でもさ、仙台行くんなら秋田にも寄ってよ」

どうやらサエの母方の故郷らしい

「秋田美人とやって来たらゴキゲンだったのに…」

やる事しか頭にないサエ

「オマエは最近やってるのか?」

パパもそんな質問するかしら…

「それが全然なのよ、欲求不満で吹き出物出ちゃってるわ」


カウンターでサエと話している内にパパの機嫌も少し良くなった

しかし急に酔いが回ってきたらしく

ズルズルと椅子から床に滑り落ちてしまった

カウンターの奥からチーフが出て来て

私と二人でパパを起こす

もう限界の様なのでお勘定を済ませ

タクシーでウチの店に連れて行く

「今日はもう駄目だ」と言うのを無理に引っ張った

「だって久々にママも出勤してるし

 パパの顔を見たいって言ってたんだから」

と適当な事を言って運転手さんに飛ばしてもらった


店に着くとママがジャンケンゲームをやっていた

うまくママを呼び出して速水さんに着いて貰うように頼む

「あら~、久々じゃないのォ!元気だった?」

パパも嬉しそうだ

ママの癒しトークでパパの機嫌はすっかり治っていた

良かった、一時はどうなるかと思ったが

小一時間飲んだ後足取りも軽く家路に向かった

タクシーを呼ぼうとしたが

酔いも醒めたらしく駅前まで歩くと言う


今日はゆっくりと身体を休めてね
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ケイちゃんと残業

2008-11-28 11:47:23 | Weblog
昨夜は寒かった

雨もずっと降り続き、外でのキャッチはきつかった

近所の店も早々と看板の灯りを消して行く

ウチの店は裏通りにあるので

近所の灯りが消えると俄然寂しくなる

隣の居酒屋の赤提灯とウチの看板だけが

雨の中、お客さんの来るのを待っている


懇意にしているSに営業に行っていたヒデミさん

顔なじみのヤマちゃんをゲットして来た

ひょうきん族の横沢プロデューサーそっくりの彼は

いつもシモの話で盛り上がる

昨夜もバイアグラからエッチビデオまで延々エロトークだった

私もそっちの話はキライじゃないので

ヤマちゃんと一緒に来たお友達そっちのけで

お下劣な話に花を咲かせた


3時過ぎになってケイちゃん登場

一ヶ月ぶりに遊びに来てくれた

彼は宮古島出身で、数年まえに仕事の都合で

東京に来たらしい

南国特有の愛くるしい瞳と濃い眉が印象的だ

今年52歳だが、若い頃はさぞかしモテモテだったろう

ウチの店には月に1~2回の割合で遊びに来てくれる

とっても素朴な性格で、どこの店に行っても好かれるタイプだ

いつも、近所のスナックを数軒ハシゴしてくる

ウチは最後なのだが、話をしていても

先程の店の子から電話が入る

「ケイちゃんモテモテだね」

「オマエ妬いてるの?」

全然!と心の中で舌を出しながら

「当然じゃない!ホントに浮気モノなんだから!」と腕をつねる

そうこうしている内に4時半だ

店はもう看板だが、売り上げが足りないので

サナエさんとヒデミさんを帰して一人で延長した


ケイちゃんと二人っきりになっても全くエッチな気分にならない

彼もただ飲み足りないので居るだけだ

二人でカラオケして馬鹿話をしていたら7時になっていた

「ケイちゃん、外は本降りになってるよ」

店の前の通りを通勤客が足早に駅に向かっている

「オレは今日休みだから良いんだよ」

そう言われても、私の方がもたないよ

「ケイちゃん、今度土曜日においでよ

 そしたらアフター付き合うからさ…」

河島英五のナンバーを2曲歌ってやっと腰を上げてくれた

ドアの向こうには通勤客が溢れている

化粧のはがれたオカマに送り出されるのも辛いだろうと

ドアのこちら側からお別れした


これから後片付けをして駅に向かったらラッシュアワーだろう

少し店で休んで行く手もあるのだが

仕事から解放された気分にはならない

かと言ってマックでコーヒーを飲む気にもならない

仕方なく人で溢れる駅へと向かった

ホームにびっしりの人

よく線路に転落しないものだ

とにかく早く帰ろう、そして明日に備えて爆睡だ!

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寝坊してしまった

2008-11-27 10:23:16 | Weblog
昨日はホントに参った

一昨日、早起きして同伴したので疲れていたのだろうか

ブログも早めに更新してたっぷり睡眠を取ろうと

昼前には布団に入ったのだ

昨日ネットで注文した小山ルミのCDもセットした

「小山ルミ&ドラム・ドラム・ドラム」

当時の流行歌を彼女がカバーしている

若い人には全く馴染みのない曲のオンパレード

バック演奏に派手なドラムが絡む

それを聴きながらスヤスヤ眠ってしまった

途中でトイレに起きたが、まだ3時間は眠れる

目覚ましのセットを確認して布団に戻る


次に目を覚ました時には8時45分だった

私は通常7時に起きてシャワーを浴びて支度をする

自宅を出るのは8時前なのだ

なのに1時間45分もオーバーしてしまった

一瞬、サキに代わって貰おうかと思ったが

身体がすでに布団から出て出勤モードになっていた

慌ててシャワーを浴びて鞄に荷物を詰め込む

停留所まで走ると、グッドタイミングでバスが来た


駅に着くと電車が遅れている

ロマンスカーもかなり後の便しかない

仕方ないので急行に乗る

目の前の座席が空いていたが

ダウンコートを着た男の子が携帯をいじっていて

私がそこに腰掛けると窮屈になる

それに慌てて出て来たために少し汗ばんでる私

つり革に摑まって汗が引くのを待とう


遅れる事をヒデミさんかサナエさんに連絡したい

しかしヒデミさんはワケあって電源を入れていない

サナエさんはきっと電車の中だろう

携帯も鞄の奥深くに入れててスグには取り出せないだろう

連絡はもう少し後にして

速水のパパに昨日のお礼メールを入れる事にする

結局5軒ハシゴしたのだ

連休明けと夕方の雨のせいでどこもヒマそうだった

勿論ウチの店も例外ではなかったが…


新百合ヶ丘で目の前の席が2つ空いた

どっこらしょっと腰を下ろす

新宿で中央線快速に乗り換えて店に着いたら

10時半頃になりそうだ

大急ぎでメイクをすれば11時には接客モードに入れる


店に到着すると既にサナエさんが接客していた

店の裏に住んでいるマサミだ

すっぴんの私には全く気付いていない

店の奥で着替えてメイクを済ませる

何とか11時までには終える事が出来た

マサミのテーブルに近付くと

「え~ッエドナだったの!?

 てっきり新聞屋が集金に来たのかと思った~!」だって


明日は寝坊しないように気をつけなきゃだワ














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一体目的は何?

2008-11-26 09:56:59 | Weblog
昨日は昼過ぎに速水のパパからメールが届いた

“すっぴんで良いから、夕方食事にどうか”との誘い

6時に待ち合わせだから4時には起きなくてはならない

夕方に少し仮眠を取ろうと思っていたが我慢して支度する


久々に夕方5時台の急行に乗る

帰宅の学生やらでかなり混雑していたが

登戸で目の前に腰掛けていた学生が下りた

すかさず、そこへ身体を滑り込ませた

i-podの充電をしてなかったので音楽は聴けない

手相の本を広げるのもちょっと恥かしい

私の視界にはイケメン君も居ないので

しばしの間、目を閉じて瞑想にふける


新宿に到着した時には5時47分くらいだった

目的駅に6時集合だったが間に合わない

メールで遅れる旨を伝える

待ち合わせ場所には6分遅れで到着した

パパと一緒に居るのはアイ子さんだ

彼女は近所のクラブで働くベテランホステスで

以前は自分のお店も持っていた

淡島千景を髣髴とさせる美人だが気さくな人柄で親しみやすい


3人はホテルの地下にある隠れ家的なお店に入った

個室のように仕切られた小部屋で

他の客を気にする事なくお喋りが出来る

お酒を飲みながら、お刺身をつまむ

パパが以前指名していたキャバの女の子から

しつこいメール攻撃が未だに続いていると聞く

そのY子とは私も何度か会っているが

とても常識のある知的な印象の子だった

新宿のクラブへとらばーゆしたので

一度だけパパが店に遊びに行ったらしい

その後、ある事があって彼女とは会わないと決め

向こうにも金輪際メールも電話も受け付けないと伝えたそうだ

それなのにメアドを微妙に変えて、迷惑フィルタの網をくぐって

届く営業メール、しかもデコメだ

一体何を考えているのだろう

お客はたくさん持ってそうな彼女だけに

何故パパに固執するのかが解らない

一度でも関係を結んだのならいざ知らず

手も握っていないらしいのだ


しかもY子の従姉妹が何故かこの町のクラブで働いていて

パパは何度かそちらにも遊びに行った

従姉妹の方はY子とは違って情熱的な印象だった

しかし店の雰囲気に合わせるため無理して上品ぶってる様に見えた

ある日、Y子からのデコメが届いた後、従姉妹からも

全く同じ文面のメールが届いた

着信拒否されてるので従姉妹の携帯から転送してきたのだろうか

しかも10分おきに何度も届いたのだ


ストーカーの様な執拗に届くメール

一体Y子の目的は何なのだろうか

パパの表情は曇ったままだった














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