おかまのよろめき

現役おかまのお店日記&趣味のはなし

夏休みも終わり

2010-08-31 16:39:05 | Weblog
8月も今日で終わり

夏休みの宿題を大慌てで片付ける子供たちの様子が目に浮かぶ

私も子供の頃、この日だけは朝から机に向かって

読書感想文や絵、夏休み学習帳などを片付けて行った


それにしてもあれだけ長い休みを貰いながら

何故今まで何もしないで遊んでいたのだろう

山の様な宿題を前に己のルーズな性格を呪うのであった


読書感想文などは中味を読まず

本のあとがきを参考に仕上げる人も多いが

私の場合はアニメ化されたり

マンガ本の中に掲載された名作を

ちゃっかり読書感想文に流用していたのである

中学の時は百恵ちゃんの「潮騒」を見た感想を綴った

懐かしいな~


絵は得意だったので

何かの雑誌の風景写真などを参考に

適当に小一時間で書き上げていた

ほんと子供の頃からいい加減だったのである


前にも書いたが小学校の夏休みには

水泳教室にも通っていたのだ

それまで全くのカナヅチだった私は

梅津寺(ばいしんじ)海水浴場まで電車で通い

平泳ぎをマスターしたのだった

クロールは息継ぎが苦手であまり上達しなかったが…

瀬戸内海に面した田舎だったので

プールではなく海岸で泳ぎを教わるのだ

夏休み明けの水泳の授業で

先生はビックリしていた

水に入ってももがき苦しんでる様な状態で

数メートルも進まなかった私が

25メートルプールをすいすい泳いで行くのだから


暑さはまだまだ続くらしいが

夏の思い出をたっぷり鞄に詰め込んで

明日は皆元気に登校するのだろう


























コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はるな愛の番組内完走

2010-08-29 21:36:13 | Weblog
感動してしまった

24時間テレビの“はるな愛”にである

私はこの番組からとっくに卒業していたのだが

今年は彼女が走るって言うので

昨晩のスタートから時折ワンセグでチェックしていたのだ

それにしてもよく時間内に完走したと思う

24時間マラソンは追っかけが必ず居て監視している

なのでズルは出来ないのだ


今回はるながマラソンを走るに当たって

メイクくずれを大変気にしていた

本当かどうか知らないが

当初は所々でメイク休憩を入れて欲しいと求めたらしい

それでなくてもかなりの厚化粧である

一々直していたら番組内でのゴールは無理だ

そこで、ある番組では宝塚メイクだと崩れ難いからと

舞台化粧を施され、本当に崩れ難いか

サウナ内に設置されたランニングマシンの上を走らされていた

彼女の場合、既にすっぴんは色んな番組で披露済だ

今更そんな事を気にしなくてもと思うが…

過酷な状況下で

ボロボロになりながら走る彼女に

化粧が落ちたりヒゲが生えてきたところで

哂う人は誰も居ないだろう


猛暑が続くこの日

朝から既に気温は30度を越え

日中はさぞかし危険な状態だったのではと想像する

炎天下でのスポーツは熱中症の恐れもあるからと

ついこの間まで警報まで出ていたのだ

それでも彼女は走り続けなければならない

これが若いタレントなら体力もあるだろうが

はるなは30代後半でニューハーフだ

身体の構造的にも大丈夫だったのだろうか


番組のクライマックスは応援ソングを

武道館で待つ大勢のタレントたちが大合唱

そして「サライ」を谷村、加山コンビが歌い始めると

はるなが武道館に入って来た

サプライズでゴール前には母親を待機させている

自分は女になりたいと決心した時

父親には相談できたが

母親には心配させるのが辛くて告白出来なかった

そんな中ではるなと母親は関係がギクシャクして行ったそうだ

しかし今ではニューハーフとして生きている息子が

無事にゴールしてくれる事だけを祈る母


感動のフィナーレはお茶の間の涙を搾り取る演出だが

素直にはるなに拍手を送りたい気分だった

ところで24時間マラソンを走ったタレントは

表舞台から遠ざかってしまう傾向がある

はるなにはそのジンクスを覆して欲しいと思う














コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

75歳の女性タクシードライバー

2010-08-28 14:07:22 | Weblog
昨夜の事

いつもの様にミッちゃんから連絡があり

吉祥寺のスティングに迎えに行く為タクシーに手を上げた

深夜3時頃だったので店前を流している車はないだろうと

駅まで歩く途中の事だった

「吉祥寺までお願いします」

「はい」と帰って来た声は女性だった

タクシーに乗った時に女性のドライバーだと何だか安心する

彼女が言葉を続ける

「あら良かったわ~

 今日は暇でね…」

声の調子に聞き覚えがあった

「もしかして運転手さん、以前も乗せてもらった事のある人?」

「エッ?そう?」

確かに間違いない

あの75歳の女性ドライバーだ

かなり前のこのブログでも紹介したが

彼女は高齢者専門のタクシー会社に所属して居る

90歳越えのお母さんの面倒を見ながら

週に何度か車を運転しているそうだ


「あら嬉しいわ、お姐さんとまた会えるなんて

 確かキャリアの長いドライバーさん達ばかりの会社よね」

「そう、でもね最近は不景気で12人もリストラされたの」

「まあ、何処も大変なのね」

車はあっと言う間に吉祥寺の丸井前だ

人影はまばらで空車のタクシーが列を成している

キャバのボーイだろうか

こんな時間なのにまだキャッチをやっているが

あまりにも人が居なさ過ぎて手持ち無沙汰だ


「最近ミッツ何とかって言うのがよくテレビに出てるよね」

徳光さんの甥っ子のミッツ・マングローブの事だ

私に合わせようとオネエ系の話を振ってくる

「あのミッツ何とかよりもお姐さんの方が綺麗ネエ」

お世辞でも嬉しい

「そう言えば、もう一人でっかいのが居るじゃない」

「ああマツコ・デラックスね、よく似てるって言われるわ」

「そんな事ないよ、お姉さんの方が一回り小さいよ」

え~と嬉しいんだか何だか…


車は間もなく目的地だ

とても名残惜しい

このタクシーは指名が出来ないので

また次に乗せてもらえる日はいつか分からない

料金は1250円だがお姐さんは1000円で良いと言う

とんでもない、そんな事は出来ないと

私は少ないけれど2000円でお釣りはいらないと彼女の手に渡すが

決して余分には受け取ってくれないのだ

「じゃあせめて額面通りに受け取って

 たまには娘の言う事聞いて」

いつの間にか娘になっているし…

「そう、ありがとね」

車を降りてからもとても名残惜しかったが

またいつか運が良ければ乗せてもらえるだろう

どうかそれまでお元気でね








 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カマ騒ぎの夜

2010-08-26 15:50:43 | Weblog
昨夜は久しぶりに大盛り上がりの夜だった

初めてご来店の女性3人組

お母さんと娘、そして娘の叔母さん

身内3人で遊びに来たのだが

お酒が回ってくるとノリノリで超ハイテンション

他のテーブルのお客様も巻き込んでの

強烈カラオケ大会になった


昨夜はこの3人とは別に

吉祥寺の“ここ”さんからご紹介いただいた

やはりお母さんと息子、そしてお母さんのお友達の3人も初来店

この日は色んなお店を探検して来たようで

ウチが終着駅だった

お母さんとそのお友達は水商売の匂いがする

きっと何処かでお店をやっているのだろう

こちらの3人もノリが良く大盛り上がり


他にも常連の三平ちゃんとカスミはカップル成立で

何とも言えない甘いムードでベッタリ寄り添っている

カスミはいつもの様に酔っ払って居るので

三平ちゃんのように優しく包んでくれるタイプが合うのだ

マニアックなロックグループの歌で大絶叫


その隣ではイケメンのナオちゃんがポツンと独り

彼もかなりぶっ飛んでるのだが

周囲の毒気に当てられて少々出遅れている感じだ

身内3人組の接客をしているヒデミが

ナオちゃんのテーブルに着きたくて

ゴマメさんが席を外した隙にちゃっかり移動

またカウンターで缶ビールを盗み飲みして酔っ払っている

きっとナオちゃんにマンツーマンで愚痴ろうとしているのだ

隣のカスミと三平ちゃんも合わせて接客できれば良いが

酔っ払いのヒデミにそんな心遣いが出来るはずもなく

自分の世界でナオちゃんに絡みたいだけだ


身内3人組はほったらかしになっていたので

「ヒデミさん、また色気こいてんの?

 あなたのテーブル放置プレイになってるわよ」

ゴマメさんがトイレから戻ってきたので

ナオちゃん+三平・カスミを引き続き接客

ヒデミはしぶしぶ元のテーブルに戻る


其処へリエが登場

今夜は何かあったのだろう

表情が暗い

多分オトコの事だろう

ゆっくり話を聞きたいが店は混雑していて

初来店の3人組と身内3人組の間に案内する

テンションの高いグループの間でポツンと独り置かれるのは辛い

しかしリエの隣には若い男が腰掛けているので

「アンタ、イケメンの隣だからラッキーよ!」

と無理矢理押し付けてみた

リエもまんざらでもなさそうだが

押し付けられた方は迷惑だったかもしれない


そんなこんなで閉店時間はとっくに過ぎているが

カラオケが止まらない

階上の中国人が床を踏み鳴らして騒音に抗議している

「ごめんなさいね、もうすぐ終わるから」


疲れたけど久々にカマ騒ぎの夜だった

今夜も騒ぐわよ~!!!







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

京王線人身事故

2010-08-25 14:53:49 | Weblog
一昨日の京王新宿駅での人身事故

酔ってしゃがんでいた男が

入って来た電車に乗るべく立ち上がった所

よろけて隣の列の男性にぶつかって

男性はそのまま入って来た電車とホームに挟まれて亡くなった

ニュースでは生々しい事故現場を映していたが

巻き添えで命を落とした男性は本当にお気の毒である

酔っ払いの男は無事で

きっと一生重い十字架を背負って生きて行く事になるだろう


私も新宿駅を利用するが

山手線内回りと総武線が背中合わせに到着する

総武線を待っている間に山手線が到着すると

ホームに溢れんばかりの乗客が吐き出され

中にはホームの端ギリギリを歩いて移動する人も多い

そこへ警笛を鳴らして電車が入って来る

一歩間違えたら大変危険な状態であるが

これはラッシュ時の当たり前の光景なのだ

京王線の様な不幸な事故がいつ起こっても不思議ではない


地下鉄などでは事故防止の為にホームドアを設置している

これによって事故や自殺もかなり軽減されている

しかし設置にかかる費用が高額である

ドア一個に150万だとか…

それにこのホームドアは

他社線と相互乗り入れして

車両によってドアの位置が異なる場合などは

設置不可なのだ

山手線は数年後に全駅で設置予定らしい

多くの乗客が利用するだけに

ホームドアの導入で人身事故もかなり少なくなるだろう


京王線は昨日も何処かの駅で人身事故があった

都心の鉄道は自殺も多いが

思いも寄らぬ巻き添えもあると言う事が

このような痛ましい事故によって

人々の教訓になるのだ

それにしても何の落ち度もないのに命を落とした男性や遺族は

とてもやりきれない気持ちだろう





















コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする