ノーゲーム・ノーライフ ゼロ を見に行ってきた。
ノーゲーム・ノーライフの劇場版、原作6巻の映像化で、本編の6000年前、神話大戦終結を終結させディスボードの世界成立に至らせた、最弱である “人類種” の「リク」達 “幽霊” と「リク」に寄り添った “エクスマキナ” 「シュヴィ」の物語。
この話、本編とはガラッと雰囲気が違う。
かなり暗いお話で、本編の良い意味での緩い脳天気な雰囲気はあまり無い。
なかなかの感動作?になっている。
尚、6000年前の話なので、本編のメインキャラクターはジブリール達フリューゲルとテトしか出ていない (ちょろっと出てきてるけどね) 。
いずなといの達ワービースト以外のメインキャラクターのご先祖様は出てきてるけど。 (多分・・・。)
初日の朝一で行って来たんだけど、劇場はほぼ満員。
まあ、この田舎では上映館がここだけって事もあるんだろうけど、それにしても中々の人気の様。
うん、俺も「ノゲ」の中では1番好きな話ではあるし、判る気がするなぁ。
で、感想。
文庫本一冊分 (それもかなり濃い内容の) 話を 100分程の作品にしているのだから、ある程度内容を端折っているんだけど、中々良い出来では無いかな。
特に映像の作り方がすごく良い。
脚本も良い出来だと思う。
演出は、「ガルパン」のように “おおっ!” と言う様な所は無かったが、堅実で良い出来。
本職の声優さんの演技も良かったしね。
リクとシュヴィの距離が縮まっていく様子や、コロコロと人格設定が変わるシュヴィの演技も「さすが本職。」と思わせる物だった。
コロンの最後の台詞が心に染みたなぁ。
うん、良い作品だった。
総括。
「ジブリール、何やってくれてんねん!!」
ちなみに、一緒に行った上の子。
「ほぼジブリールが悪いんじゃん。」
追記。
パンフレットに監督さんが “お客さんに「まさか『ノーゲーム・ノーライフ』で泣かされるとは・・・・・・」と思わせたら勝ちだぞと。” と書いておられたが、俺、その台詞を原作の6巻を読んだ時に書いてます。(笑)