で、先週見に行った映画、「ブレードランナー2049」なんだけど・・・。
うん、見に行くんじゃ無かった。
原作の邦題「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」のブレードランナーの続編って事で、楽しみにして観に行ったんだけどなぁ。
予想の中から一歩も出ないありふれたご都合主義の退屈なストーリー、虚仮威しに終始した効果音とBGM、どこかで見た様な (攻殻機動隊、スターウォーズ、etc・・・) 既に在り来たりになってしまった映像をつなぎ合わせた画面作りに終始し、それに加えて「どうだ!俺の作った映像はすごいだろう!!」と言わんばかりの冗長な演出。
特に、ラスト前のシーンなんてあまりのベタさに乾いた笑いしか出なかったよ・・・。
上映時間が長い事もあって非常に退屈な映画。
あまりの退屈さに途中で数秒意識が飛んでしまった。
ハリソンフォードもさえない普通のおっさんにしか見えなかったし・・・。
アメリカで受けなかった理由がよ~く分かったぞ。
高校生の頃「エンドロールは、今見た映画を振り返り余韻に浸りながら考える時間、それにきちんと最後まで見ないと作った人たちに対して失礼。」って映画好きの友人に言われて納得して以来、どんな映画でもエンドロールまで楽しむ主義だったんだけど、初めてエンドロールが始まった所で席を立ってしまった。
余韻も考える事も無かった映画って初めてだ。
どんなに甘く付けても 20点がいいところ、いや点数を付けられる部分がどこにも無いかも・・・。