HMAと言うメーカーからプラモデルのディティールアップパーツとして F110エンジンが発売されたそうなのだが、その説明文を見て "え?" と思ったんだ
その説明文がこれ
"F-14、F-15で使えるF110エンジン2本セットです。最低限の工作で精密なエンジンにディテールアップ可能。F-15での使用時に使うパーツも付属。H社、FM社のF-14に使用可能です。"
俺が感じた違和感が判るだろうか
戦闘機好きしか気が付かないかなとは思うんだけど、まず F-15 のエンジンは F-110 では無く、F-100である
F-110エンジンを搭載しているのは F-14B・D型と、F-16 及び F-2 だ
何で F-15? と思っちゃう
しかも現在の F-15 は、アイリス板と呼ばれるノズルの廻りのカバーを取り外して運用しているから、見た目が全然違うのだ
更に厳密に言うと F-14B・D型に搭載している物は F-110-400 と言う機体に合わせてエンジンを延長した特殊な型なのだ
商品の写真から見る限り F110-400 には見えない
どう見ても F-2 か F-16 用とした方が良い物
なのに F-14・F-15用としての販売、うん、訳が分からない
メーカーの担当者に知識が無いのか、"これでも売れるだろう" と購買層を舐めているのか
この手のパーツを買い求める人はそれなりに詳しいと思うので、絶対気が付くと思うんだよなぁ
何を考えて販売するんだろうか
謎は深まるばかりである