われ選ぶビル地下深き大久保の<ソウル家>に友と集ひぬ
(家=ジップ=ハウス)
七人の男女集ひて飲み笑ふ幼きときに行きつもどりつ
半世紀経ちて会ひたる友ふくめ語り笑ひぬ来し方行く末
マッコルリ飲みつ語れば行く末に明かきもの見ゆ六十路半ばの
マッコルリチャプチェトトリムックカムジャタンオジンゴポックムプチュジョンペクチェチュ
(チャプチェ=春雨の炒め物、トトリムック=ドングリのコンニャク、カムジャタン=甘藷湯、オジンゴポックム=イカと野菜の炒め物、プチュジョン=ニラチジミ、ペクチェチュ=百歳酒)
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ムクドリの名をのみ知りし味気なきかつての日々の永久に過ぎ去る
タイムリーか?と。よろしくお願いします。
最後の韓国語のオンパレード、楽しいですね。
韓国語がわからないとものすごい字余りに思えるでしょうが、髭彦さんもリズムがおわかりなんですね。
お酒で挟んでおられる点も感心いたしました。
行く末に明かきもの見ゆ
味気なきかつての日々の永久に過ぎ去る
胸を打たれました。
これ以外にマッコルリの前にメクチュ(麦酒=ビール)を飲み、カムジャタンと一緒にサムゲッタン(参鶏湯)を食べたのですが、後は実際に飲み食いしたものばかりです。
みんな大満足でした。
トトリムックは、子供の頃一度母が食卓にのせましたが、私の口には合わず、おきゅうとを食べなれた福岡出身の日本人の子がパクパク、でした。
私が歌にするなら、好みはソルロンタンあたりですね。
<ソウルハウス>のもおいしかったですが、別格です。