道の端に木々草花の慰めのあれば通ひ路日々にかなしも
濡れ光るオクラの繁る葉の陰に薄黄の蕾われにふくらむ
雨降れば日は暮れざれどカラスウリ白く咲くやと仰ぎてむなし
*
独り食む夕餉に煮豚久々につくりつ炒む空芯菜を
*
嘴細の鴉の肉の美味なるを自ら調理試せる人も
(嘴細=ハシボソ)
列島に犬食む習ひ持ち来る弥生の民の吾を誘ふ
濡れ光るオクラの繁る葉の陰に薄黄の蕾われにふくらむ
雨降れば日は暮れざれどカラスウリ白く咲くやと仰ぎてむなし
*
独り食む夕餉に煮豚久々につくりつ炒む空芯菜を
*
嘴細の鴉の肉の美味なるを自ら調理試せる人も
(嘴細=ハシボソ)
列島に犬食む習ひ持ち来る弥生の民の吾を誘ふ
「われにふくらむ」、とひきつけた結句がいいですね。「むなし」はなにゆえ・・・。その心情がわからない自分がなさけないです。「つくりつ」は「つくりつつ」の意でよろしいでしょうか。つつは略すべからず、と習ったけれど、完了の「つ」かな?
・・・と、リクエストにこたえてお歌に反応しつつ(笑)、実は美味しそうな写真によだれが出かけて訪問。
ですが!!!その次のお歌で胃が痛くなりました。
こういうの、大丈夫な方は大丈夫なんでしょうね・・・。飽食の時代のひ弱なわたしは、戦場サバイバルなどけっして無理だなぁ~と思ってます。
だ・か・ら、戦争反対♪(そういう次元が本音です)
しっかし髭彦さまぁ・・わたしたち、ごはんご一緒できないタイプかも、です・・・。
雅なる名に呼び食みし弥生びと桜に紅葉 犬はいかなる
「からすのパンやさん」でした・・・・。
煮豚も美味しそうですし、空芯菜も美味しそう!
ですが、私まだ、空芯菜を食べたことがありません。空洞なんですよね?恥ずかしい限りです。
さてさて、偶然ですが、今日はマユミさんのお誕生日です。
ご縁があるのかもしれませんね。
素敵な器で、私も、目で戴きました。
ご馳走様です!!
「むなし」は、カラスウリはやっぱり本当に暗くならないと咲かないんで、咲いた花が見られなくて残念!ということです。
先日アップした写真は、午前中に雨が降ったので、たまたま開いたままの花がしぼまずに残っていたのでしょう。
「つ」ですね。
ぼくも前々から自信がないんです。
でも、手持ちの古語辞典には「二つの動作・作用が同時に行われる時に、従属的な方の動作・作用に付ける。…ナガラ」とあるので、やっぱりいいのかと使っているんですが。
ダメなんですか?
<雅なる名に呼び食みし弥生びと桜に紅葉 犬はいかなる>
返歌:<列島に犬食む習ひ持ち来る弥生の民の吾を誘ふ>
ははは、無理強いはしませんから大丈夫ですよ。
「むなし」の深読み、不要だったところが笑えました。髭彦さんのそういうところが、激しく内向しやすい自分のおいつかない強さに思われて、頼もしいです。
「つ」は、わたしも同様に、調べて使ったことが。で、何度も直されました。まぁまぎらわしいから、でしょうかねぇ。それと、たとえ字余りになっても、言葉をつづめず入れよ、とか、習いはしましたが・・・文法なんかは自由に、むしろ奇想天外な言葉の組み合わせや、音のつらなりを楽しむ・・・そんな冒険もいいんじゃないかしら。外国語のつづりや記号や絵文字も、現代短歌にはとりいれられてますものね。
粋な返歌をありがとうございます。
あ、誘ってるのは、お店のひと、ですね?(笑)
久々の煮豚、出来立てで美味しかったですよ。
600グラムの肩肉ですが、なんと電子レンジで16分で出来上がり。
村上祥子レシピをベースにした自己流です。
ぼくは八角を入れるので、しばらくその匂いが家中に立ち込めますが。
空芯菜は最近ですよね、日本に出回り始めたのは。
香港やタイに行くと必ず出てくる定番料理が、空芯菜炒めです。
今日はでたらめに、エリンギといっしょに炒めました。しかも、調味料はオイスターソースにナンプラーという、無国籍ぶり!
ちょっと炒めすぎて色が悪くなってしまいましたが、エリンギとも妙に合って味はそれなりでした。
浜野さんのお誕生日。
偶然ですがうれしいですね。
よろしくお伝えください。
junさんの方の器も拝見しました。
ぼくのは写真は小さく見えますが、実物は8寸の大物?です。
でも誘ってるのは、ぼくの中にいる遥かなる弥生人ですよ。
<壮年のだれの風切羽ひかる見失いたき透かし絵の空>
ぼくには詠えない行書?の歌ですね。
<風切>は<風切る>?
<壮年>ってだれのことでしょう。
まさか…。
いいですね、〈僕の中にいる遥かなる・・・〉って!
そうですよ・・・私の中にも実は大勢がいて・・・。
縦にも、横にも。
幼い頃、なぜだか自分は楼蘭=クロライナのあたりにいたような気がしてならなかったものです(笑)。
わが壮年、まだ帰らず。オシゴトでぱたぱた飛んでいるのであります(笑)。カザキリバネはぼろぼろでしょう。
兵馬俑の兵士のような風貌の彼、最近ソラを見上げてるかな?わたしはクウばかり見ているよ・・・。
まさかはない、ない(笑)。あるのは名さか。
あんれまぁ。今宵のわたしったら阿波座烏。
かおかお♪
短歌的教養に欠けてますねえ。
<買お買お>の<阿波座烏>も。
でもこれってしょーもない男を言うんじゃないんですか?
あ、かおかお・・・ですか~。いやいや、しょーもないのね子を知る人なら、「こりゃ顔、顔だな~」とすぐわかるのですが。おまけにのね子、実は男なんです。(嘘)
はい、おそまつとどまつじゅうしまつさまでした~
って、短歌的教養ひけらかしが狙いなら、
喚子鳥、百千鳥、稲負鳥~てなとこですか。
・・・・おあとがよろしいようで。
すんません、主人帰ってますのでこの程度に。
ははは。
野菜を刻んだり、下ごしらえをしたり、サラダを作ったり、ドレッシングをつくったり。
早くシェフとして自立せよと言われながら、自立しているのは魚料理だけ。
刺身にはめがないので、時間があれば丸ごと捌きます。丸ごとイタリアンも。
独りのときは、栄養のバランスは考えますが、できるだけ手間隙かけず、品数も少なく、飲みながら、になっちゃいますね。
最近は、外で飲むことがめっきり減りました。
よほどのことがない限り、一人で外食することはありませんね。
それよりは自分でチョコチョコつくって、というわけです。
ブログ仲間のグルメぶりとはちがって、ブリ粗なんぞをつましく食べてます。
ははは。