東日本原発大震災の勃発からちょうど半年の日に、完走しました。
今回は、25首目まで詠んだときに原発大震災が勃発し、生まれ故郷の福島県双葉郡富岡町夜(よ)の森が「死の町」となることを強いられたのです。
以来、フクシマ以外のテーマを歌うことができなくなりました。
そして今日、完走しました。
しかし、例年のような達成感はありません。
それはもちろん、フクシマに<完(をはり)>がまるで見えていないからです。
何としても原発再稼動と推進を押しとどめ、子どもたちと若い世代のために脱原発の安全な自然と社会を残したいものと、改めて思います。
最後になりましたが、主宰の労を今年も取って下さった五十嵐きよみさんに深く感謝申し上げます。
ご無沙汰しています。
コメントは控えていましたが時々拝見してました。
今年も完走なさったのですね。
故郷の福島を思うと達成感を得られないという髭彦さんの言葉が胸にずっしりときました。
私もあの日から、自分が一体何が出来るのかを自問自答しています。
3.11以降、何をしていても生まれ故郷のフクシマのことが頭を離れません。
これからも離れることはきっとないのでしょう。
すべてを失って避難を強いられている親戚をはじめとした故郷の人々と、避難したくてもできずに放射能の高汚染地区に暮らし続けなくてはいけないフクシマの人々、特に子どもたちや若い世代に対してやましさを感じながらも、東京に暮らしていれば徐々に日常を取り戻すことができます。
悩ましい日々ではありますが、非力な自分の能力の範囲でできることをしていくしかありませんね。
すうすうさんの苦手な酷暑がぶり返していますが、ずい分あちこちと飛び回っていらっしゃるようで、安心しました。
昨日、見沼で彼岸花が一部で咲き始めているのを見てビックリしましたが、もうそんな季節になったのですね。
震災の犠牲者を思いながら、お互いにもうすぐ満開になる彼岸花の写真を撮りましょう。