雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

060506 日々歌う

2006-05-06 23:52:49 | 日々歌ふ
三年余の休館迫り惜しみ見む光琳咲かす燕子をば
(三年=みとせ、燕子=カキツバタ)

目裏に焼きつくならむ光琳の花燕子かく凝視せば
(目裏=まなうら)

低くなり高くなりして光琳の永久を群れ咲く青き花影

四年後に見うることのあらばあれ吾惜しみ見ぬ光琳の図を
(四年=よとせ、見うる=まみうる)

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2 コメント

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Unknown (はろるど)
2006-05-07 21:27:44
根津美術館もご覧になられたのですね。

突然の休館に驚かされました。



>四年後に見うることのあらばあれ吾惜しみ見ぬ光琳の図を



4年と言う日時を経てまたあの名作を見た時に、

自分がどうあるのか。

そんなことも考えておりました。
返信する
もしかしたら… (髭彦)
2006-05-07 22:41:44
4年後には生きて再会できないかもしれない。

そんな思いで閉館ぎりぎりまで目に焼き付けてきました。

あと何度、光琳に出会えるでしょうか。
返信する

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