雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

辛くも昇る夕月ひとつ

2008-02-18 22:43:25 | 日々写す



               味気なく日暮れる街のビル蔭に辛くも昇る夕月ひとつ


           

                                       東京池袋にて



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6 コメント

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空が面白くきりとられている! (びっけ)
2008-02-20 00:08:50
ビル壁右にぽちょぽちょ出ているのが味。
わたしなら、夕月ひとつ、と〆ます。
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冬の月 (流石埜魚水)
2008-02-20 23:12:14
◆寒空が 薄ぼんやりと 暮れてゆく 月見るなんて…、 溜め息一つ

冬の月と言うのは、寂しくやるせないですね。私はそんな風に冬の月を眺めます。薄くらい都会の街路を一人歩いていると、味気なさを通り越して、月を見ている自分にさえため息が出てしまいます。
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<ひとつ>、いただきます (髭彦)
2008-02-21 10:40:48
びっけさん、ありがとうございました。
結句のしめがどうも落ち着かなかったのですが、たしかに<ひとつ>ならしまります!
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返歌、ありがとうございます (髭彦)
2008-02-21 11:20:40
流石埜魚水さん、こんにちは。
そうですか。
僕は東京の味気ない街並みの上に(隙間に)ふと月を見ることができると、季節を問わず癒されるような気がします。
まあ、そのときの気分にもよるかもしれませんが。
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やった!採用だー (びっけ)
2008-02-21 16:58:23
ひとつしかないのがあたりまえのものをひとつと歌うなども、テクニックです。一首に効果をあたえる数字のマジックは、たとえば時間指定とか、いろいろ考えられますね。
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ほんとにそうですね (髭彦)
2008-02-22 19:09:15
<ひとつしかないのがあたりまえのものをひとつ歌う>。
これを思いつきませんでした。
なるほどなるほどと、深く納得しました。
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