メイプルの彩る国に友を訪ひ語り遊びてこころ満ち足る
バーバラとラリーのふたりあたたかく迎へくれけり終の住処に
メイプルの黄葉ぞ映ゆる蒼空を切り裂きゆきぬ飛行機雲の
10月17日 別れの朝、Mapleton Retirement Villageのバーバラ宅前にて
恵まれた好天の下で3泊し、オンタリオ北方の自然などを堪能させてもらった、サウスリバーのバーバラ宅に別れを告げる朝も、抜けるような青空であった。
僕たちをトロントからバーバラ宅に送ってくれたA君は、その後、車で1時間ほどのリゾート地Huntsvilleにホテルを取って、そこから広大なアルゴンキン国立公園とその周辺を一人で回っていた。
ラリーの運転で、僕たちはそのA君の泊っているホテルに送ってもらい、そこでみんなで昼食を共にした後、バーバラとラリーに別れを告げた。
A君の話では、アルゴンキン公園の紅葉(黄葉)はすでに終っているものの、その周辺にはまだ素晴らしい紅葉が見られるということなので、そこをいくつか案内してもらいながらトロントに向うことになった。