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Mory-Diary2025

近頃はもっぱらキャンプです。

谷川岳へ

2010年05月22日 | 

本日は群馬県と新潟県の県境にある谷川岳へ一人で行って参りました。

朝3:30さいたまの自宅を出発し谷川岳の一の倉沢に11:30に到着。

温泉に浸かりのんびりし過ぎたり、トラブルがあったりした為、当初の予定より1時間30分遅い21:00前に自宅に戻って参りました。

詳しいお話はまた後日するとして写真だけでもUPします。

 

今回の記事がUPされるまで、しばらく前回の谷川岳ツーリングの記事をお楽しみください(^_^;)

http://blog.goo.ne.jp/naomory/d/20080916

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本日の走行データーはこちら

走行距離 307.0km

最高速度 55.1km/h

平均速度 25.1km/h

走行時間 12時間12分

でした。


上高地ツーリング3日目(小諸~さいたま編)

2010年05月09日 | 

地元の方のご好意で宿泊場所を提供して頂き、最高の目覚めでした。

前の晩にご主人に「何時に出発するか」聞かれ「5時に出ます」といつもの時間を告げました。

そんな訳で4時に起床し荷物を整え、軽く部屋を掃除をさせて頂き出発です。

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↑早朝の国道18号

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↑3日目の日の出

時間も早かったので、浅間サンラインを走ってみることにしました。

浅間山のすそ野を国道18号と並行して走るこの道。小諸市街からのアプローチもかなりの上りでした↓

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↑本日も朝っぱらから結構上りましたよ(^_^;)

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↑高崎方面に右折

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↑朝日を浴びる浅間山

朝の寒さと昇る太陽、それに雄大な浅間山。

身が引き締まります(>_<)

引き締まった身で、いい加減リヤディレイラーを直したいと思い、早朝5:30浅間山の麓で調整開始。

調整し、トップから9枚まではきちんと変速出来るようになりましたが、結局25Tは入らなくなり9速のまま走ることになりました。

もう、高い山は無いし23Tがあれば十分過ぎます(^_^)

自転車も良くなり快調にサンラインを走ります。

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アップダウンのある道をしばらく走り、軽井沢の追分で再び国道18号に合流です。

お馴染みの標識を記念に↓

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標高1003m

そして軽井沢市街地に到着↓

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↑軽井沢駅

着いたのは7:00前の為、店はどこも開いてません(T_T)

時間もあるのでちょこっと観光です。

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↑旧三笠ホテル

前々から訪れてみたかったのですが、軽井沢駅から微妙に遠いのでキャンセル続けてきました。

1905年(明治38年)竣工の建物は、純西洋風建築として有名です。

今回は時間が早かったので中は見学出来ませんでしたが、次回は見てみたい建物です。

この後は、お店が開くまで待つのも時間がもったいないので、碓氷峠を下ることにしました。

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↑碓氷峠

長かった長野県ともお別れです。また近いうちに来るからね~(ToT)/~~~

ここから下りです。

相変わらず路面は最悪で、国道とは思えません。

路面はでこぼこで体に掛かる負担も凄い。

当然スピードは出ません(T_T)

が、一部舗装をし直してる区間もあり、改善の方向で工事を進めていることが伺えます。

上るのはいいですが、次に下るのは数年後にしましょうかね。

そんな感じで下り、途中の観光名所にも寄ってみます。

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↑めがね橋

いつもはこの写真を撮って終わりですが、今回は時間もあるので上に登ってみることに・・・

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↑おー、高い(>_<)

見学の後はバビューンを下り、横川駅に到着↓

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↑JR横川駅

お店が開いていたのでここに寄って・・・

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↑おぎのや

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美味しゅう頂きました(^_^)

 

ここから再び走りだします。

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国道18号から松井田より旧道を通り安中まで下り、高崎から国道17号で埼玉まで戻ってきました。

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昼過ぎに行田駅前で食事↓

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↑ラーメン十勝さん

ここから街中をトロトロ走って、吹上のコスモスアリーナから荒サイにIN。

ここでMARUさんが出撃されている形跡を発見し、吉見に向かってみる事に。

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↑吉見に到着

誰もおられないので、入電をし休憩がてら待ってみることに。

が、爆睡(-_-)zzz

すっかり寝込んでしまいまいした(>_<)

MARUさんから本田APで落ち合いましょうと入電を頂き、15:00に下流へ向けて出発!

向かい風の中、トロトロ走っていると、さくら堤でtakecy13さんが登場されて、一緒に本田APへ向かうことに(^_^)

本田APでMARUさんとtakecy13さんと三人でゴールデンウィークの話をし、スカイダイビングのダイブするところを見て(takecy13さんしか見えませんでしたけど^_^;)

いい時間になってきたので帰路に着く事にしました。

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↑MARUさんとお別れ

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↑takecy13さんと上江橋までご一緒に

上江橋でお別れした後はまた一人で走ります。

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↑さいたま新都心が見えてきました。

だんだん家が近付いて、旅のことを振り返りながらのんびり走ります。

久しぶりに長い距離を走りました。

野宿も久々にしました。

いろいろな方と出会いもありました。

そして、こうして無事にさいたままで帰って来ることが出来ました。

自走で長旅をしたのは久しぶりですが、やはり自転車で家まで帰って来るのはいいですね。

年に1度くらいはこのような感じの旅をしたいです。

3日目の走行データはこちら

走行距離 165.2km

最高速度 48.4km/h

平均速度 21.9km/h

走行時間 7時間32分

でした。

総走行距離 562.3km

これで、旅のお話は終わりです。

長い間ご覧下さって頂いた皆様、ありがとうございました(^_^)

 

おわり。


上高地ツーリング2日目(松本~小諸編)

2010年05月07日 | 

松本市街のコンビニで補給をしながらルートを考えること30分。

 
結局、美ケ原林道はまたの機会にして、国道143号で上田に向かうことにしました。

こちらのルートは長いのですが越える山もビーナスラインを渡るより標高が低いと思われます。

まぁ、持参した地図が途中で切れているので推測ですが・・・(;^_^A

では上田に向けてスタート!
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浅間温泉の入り口で国道143号に入り、ゆるい登りを進みます。

しかし、上高地でヘロヘロになったわたしにとってはツライ事に変わりはなく・・・(T_T)

しばらく走ると国道254号との分岐が見えてきました。上田に行くにはこちらから三才山トンネルを通っていくのが普通ですが、こちら有料道路で原付までは通れるのは地図に書いてありましたが、地元の人に聞いても自転車で行けるか誰もわかりませんでした。もう、賭けに出る体力もないので仕方なく国道143号を進みます。
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今となっては旧道の様な位置付けのこの国道。車もほとんど通らず、「ツーリングには最適だな~」と思っておりました(この先のことも知らずに)。

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↑ますば一つ目の峠を通過。

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↑下るとそこはのどかな田園風景

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↑あー!倒れちゃうし(T_T)

こんなことをしながらいい道を進みます。

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段々と坂が増え、これから越えるであろう山が見えてきます。

あー、あの谷を通るんだな。

しかし、谷の背後から新たな山が・・・

その山の次にも新たな山が・・・

入れ替わり立ち替わり出現するお山達!

これは錯覚か!

なんだよ山だらけじゃないか(◎-◎;)

しかも良好な路面も荒れ始め、道幅も狭い。

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車は通らないのですが、それがまた淋しい。
しかも、補給場所が商店どころか自販機すらない最悪な状況(T_T)
結局峠を下り終わるまで、20~30kmは何も無かった気がします。

水も食べものも底をつき参ったなと思ったところで、信号の標識が出現!

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こんな山の中で交差点か?店があるかな(*^_^*)
カーブを抜けると・・・

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確かに信号がある( ̄□ ̄;)!!

おい!国道で交互通行かい!

帰宅後調べました。

ここは地蔵峠の会吉トンネルだそうです。

明治時代に作られたそうで、国道では珍しい片側交互通行だとのこと。

そうでしたか。珍しさオーラ全開でしたよ(^_^;)

そしてトンネルを抜けると↓

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↑筑北村に入りました。

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↑景色はこんな感じ

ここからしばらく下り、そしてまた上る(T_T)

頑張って走るとまたトンネルが出現。

ここが最後の峠「青木峠」だそうな。

帰宅後気になったので調べました。

「青木峠&国道143号」
青木峠の明通トンネル(全長95m)は、日本の国道において現道として通行可能なトンネルでは最古で、1890年開通。自動車通行を容易とするため1957年(昭和32年)に拡大改築工事をおこなって原形は留めておらず、両側坑口はコンクリートポータルとなっている。

フムフム。

途中に急な崖の上を通っていることがあり、過去には崖崩れもあったため危険な場所もある。

さらに、

この峠は1989年にバラバラ殺人事件の遺体遺棄現場にされたのが原因か、マニアの間ではいわゆる「心霊スポット」扱いされている。

ウィキペディアより

・・・

こら!ウィキペディア!そこまでディープな情報は求めてないぞ(T_T)

 

そんな場所だとは頭の片隅にもないのん気なわたしは、トンネルをくぐり下ります。207

上田はもうすぐです(^_^)

バビューンと下って、道の駅青木で休憩と補給をし、近くの別所温泉に向かうことに。

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↑どこもいい景色で最高(>_<)

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↑もうこの標識は見慣れました(ToT)/~~~

そして到着↓

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早速、温泉に浸かってみます。

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↑大師湯(入湯料大人150円)

小さな公衆浴場で地元の方もたくさん入られていました。

お湯には菖蒲の葉が浮かべられ、何とも粋な計らいです(^_^)

入浴後は、近くのユースホステルに行ってみることに。

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上田まほろばユースホステル

ここはエスケープR3を買ったばかりの時に、友人と二人でさいたまから自走で来て泊まった場所。

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激坂を上って行くと

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↑離れのまほろば文庫が見え

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↑まほろばユースホステル
懐かしいです。

あの時も、今回と同じようにヘロヘロで何とか辿り着いたのを覚えています。

時が経ってもやっている事が同じとは・・・

思い出に浸ったあとは再び走り出します。

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段々日が暮れてきました。

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↑夕日が綺麗です

途中、何件か立ち寄り湯に寄ろうと思ったのですが、近くにいい寝床が見つからないこともあり、結局小諸まで来てしまいました。

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↑小諸グランドキャッスルホテル

タマレンジャーの小諸ツアーのゴール地点でお馴染みのホテルです(^_^)

当然宿泊は出来ないので、着替えを買って補給食を大量に合わせて買って日帰り入浴をすることに(^_^)

4階の受付の方(年配の女性)に、お金を払うと「どこから来たの?」と聞かれ、「おやきを食べる?」とお茶まで頂き、旅の話をすることに。

そして「今晩はどこに泊まるの?」と聞かれ、野宿だと答えると・・・

「野宿なんてダメよ!いいところあるからちょっとお父さんに聞いみるね。電話貸して。」

と言われ、あれよあれよと言う間に今晩の寝場所が決定(*^_^*)

風呂に入りに来た事をすっかり忘れ、結構時間が経ってから入浴することに^_^;

入浴後は、お父さんが管理されているとある施設まで車で載せて行って頂きました。

「布団は無いけど大丈夫かな?」と言われますが全く問題なし!

お母さんからは朝食用にと、おやきをたくさん頂きまたまた感謝(>_<)

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やっぱり屋根と壁のあるところは最高です(>_<)

今日は、人の暖かさに触れた一日だった気がします。

こうして二日目の夜は過ぎていったのでした。

2日目の走行データはこちら

走行距離 156.0km

最高速度 64.5km/h

平均速度 18.0km/h

走行時間 8時間41分

でした。

つづく


上高地ツーリング2日目(松本~上高地~松本編)

2010年05月06日 | 

本日は2日目のお話です。

前の晩は「野宿でおやすみ~(-_-)zzz」までお話しましたね。

星空を眺めていたと言ってましたが、そんな顔を出して寝ていたら寒くてどうしようもないので、当然頭まですっぽりシュラフにイン!

やはり羽毛の保温効果は素晴らしいです。寒いですが眠れます。

正直、寒さで目が覚めたのは事実ですが、全然許容範囲内でしたので問題無し。

今回の野宿で、寝袋セットの代金を回収出来ました(^_^)

この次から野宿をする度にホテルに泊るよりお得になって行きます(^_^)/

そんな訳で4:00に起床です(この時間まで起きなかったのが凄いよ)。

野宿の基本は、街中から人が消えた時に寝て、皆がまだ寝ている時に出発する。これが重要だと思います。

ということで5:00前に出発!

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↑朝焼けが綺麗です。

近くに気温が表示されていました↓

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7℃

意外と暖かな朝でしたね(^_^)

昨晩は真っ暗の中走ってきたのでどんなところを走ってきたのか分かりませんでした。

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あれまぁ、結構な山の中じゃないの(^_^;)

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↑高山まで結構ありますね(この時はまだ高山に行こうとしていました)

ここまでの行程のほとんどを軽ーいインナーで走って来たのですが、実はロー側の調子がイマイチで25Tの次が16Tくらいまで落とさないとうまく回らない状態でした。

マビックのホイールはシマノの10Sスペーサーに加え、1枚スペーサーを多く入れるのですが、入れ忘れたのかな?でも今まで変速していたからな~。

そんな訳で原因は不明ですが、前にも同じことがあり、調整しようとすると25Tに入らなくなる可能性が高いので取り合えず山が終わるまでこの状態で進むことにしています。

スピードの調整が非常にしにくくツライです(T_T)

そんな状況ですが、しばらく走ると25T縛りの道に変わり悩みも解決!?

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↑あー、朝っぱらからこれはマズイでしょ(^_^;)

早朝の為、交通量が少なくトロトロ走っていても何とかなりますが、昼間は自転車は通れませんね。

頑張って上り、途中の道の駅 「風穴の里」に到着↓

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ここで嬉しい様な悲しい様な知らせを目にします。

「旧安房峠冬季閉鎖中」

高山への道は安房峠トンネルと旧道の安房峠を通る二つのルートがあるのですが、トンネルは自動車専用道路の為、通行不可。自転車は旧道を通らなければいけません。

大して調べて来なかったのがいけないのですが、「高山に行く」って言ってきたこともありショック(T_T)

しかし、自分の中では安房峠を上って下りたら最後、松本まで帰れたとしても、さいたままでは確実に帰れる自信がありませんでした。

そんな感じでしたので、進路を断たれてしまいましたが、言い訳としては最高の「冬季閉鎖中」をゲット!

ということで、目的地を上高地へ変更です(ここから上高地ツーリングに変わりました(^_^;))

ここの道の駅からは多くのトンネルやダムの上を通るのですがどこも道幅が狭く、しかも勾配も上りや下りが入り乱れており、帰りは脚も消耗しているだろうしかなり危険だと思いながら走ります。

頑張って上りますが、脚がかなり限界で待避場所で休憩しながら、引き返すことも真剣に考えていた時です。

ゴロゴロゴロン!!!

何だよ!?

上を見ると石ころが崖から落っこちてきます!!!

落石だ!

幸いわたしは川側に居たので難を逃れましたが、危険そうな雰囲気ムンムンなので急いで漕ぎ出します(>_<)

全速前進!

なんで朝の7:00前から大の大人が一人で騒がにゃいけんのよ(T_T)

そんなアクシデントも乗り越え上高地への重要拠点の一つ沢渡温泉に到着します。

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マイカーで来られた方で上高地へ向かう方はここでバスかタクシーに乗り換えて向かうことになっています。

いわゆるマイカー規制というやつですね。

自転車は通行可能ですのでそのまま進みます。

写真にチラッと写っていますが、気温は3℃だそうです(>_<)

そんな中まだまだ上ります。

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いくつもの橋やトンネルを通過していきます。

沢渡から先は橋やトンネルにも自転車が通れそうな歩道状の部分があり、何とか走れそうです。

そして、安房峠と上高地への分岐の手前まで来ました。

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この辺りは水蒸気爆発を起こしたことがあるそうで、危険な時は通行止めになるそうです。

下の写真は温泉でしょうか、岩の隙間から湯気が立ち上っています。

ちなみに安房峠情報を少しだけ↓

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↑これでは仕方ありません(^_^)

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↑通行可能でもこの安房峠を登れる自信はありません(T_T)

そんな感じでようやく上高地の入口に到着。

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↑左に曲がると高山、直進すると上高地

前に見えるトンネルが釜トンネルです。

近くまで行くとこんな標識が↓

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冗談じゃないよ~(ToT)/~~~

でも、ここまで来たら上るしかありません!

頑張って上りますが、トンネル内がずーっと同じ11%勾配のようで、全長は1310mだそうです。

入口から500mくらいまでは上って見ましたが、体力的に危険を感じたので以降は押して上る事に・・・(T_T)

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↑ボケてますがトンネル内部はこんな感じ

こんなトンネルを牛歩のようにゆっくり抜けるとそこは絶景でした↓

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素晴らしい、ただそれだけです。

足元を見るとこんなものが↓

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↑ふきのとう

ようやく春が来たのですね(^_^)

トンネルを抜けてしばらく進むと池が見えてきました。

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↑大正池

その大正池の畔に建つ大正池ホテルにて補給です。

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↑カレーを食べる

大正池と穂高連峰を眺めながらの食事は格別です(^_^)

食後は河童橋を目指してまた走り始めます。

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↑標高1500mの上高地にはまだ雪が残っていました。

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↑上高地帝国ホテル

しばらく走って終点に到着↓

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この先は林の中を歩いてゆっくり進み・・・

目の前に絶景が飛び込んできました。

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なんて素晴らしいのでしょうか(>_<)

上高地は20歳の時に寝袋一つで一人で旅をした時以来なので、9年ぶりに来ました。

あの時の記憶は鮮明に残っていましたが、今回はさらなる感動を与えてくれました。

やはりここは間違いない!

  

上高地を堪能したのち、再び元の道を下ります。

沢渡温泉から上高地までは道幅も広く走りやすいのでスピードが出ます。

ガンガン下っていると、橋のつなぎ目でジャンプ!

と同時にキャリアに積んでいたモノが落下!!

すぐには止まれないのでしばらく走って停車。

少し後ろに車がいたようですが、幸い事故にならなくて済みました。

この事があり、キャリアの荷物を全部ザックに無理矢理詰めてリスタート。

あっという間に沢渡温泉に戻って参りました。

この先の事も考えたいので、取り合えず温泉に入ります。

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↑こもれびのゆ 池尻さん

こちらも無色透明なお湯で・・・癒されます(^-^)
 

疲れも取れ、出発!ですが・・・ 

ここまで何とか走ってきましたが、ここから「道の駅風穴の里」まで数キロは、下りだけではなく、平坦や登り基調の狭い道が続きます。

脚があれば何も問題ない勾配ですし、道幅が広いとか歩道が整備されているとかであれば考える必要はありませんが、今の身体だと平坦は登りと変わらない感じなのと、待避場所も無い為、ゆっくり走ると車の通行の障害になります。

やはりここはエスケープかな?

そんな訳で近くにいたタクシーの運転手さんに新島々までの金額を聞いてみました。

金額は・・・

運転手さん:「一万円くらい」

やはりそのくらいか。

一万円は高いな~と渋っていると・・・

運転手さん:「じゃあ、9000円で行くよ!」

とのこと。

でもまだ高い(T_T)

危険なのは道の駅までなので、そちらまでの金額も聞いてみると・・・

運転手さん:「はっきりわかんねぇ」

とのこと。

さらに、

運転手さん:「あのさぁ、おたくみたいな自転車のお客を乗せてみたかったのよ~、乗っちゃいな!」といいながらトランクを開け始めます。

わかった!じゃあ乗るよ(^_^;)

こんなやりとりをしてタクシーにて危険地帯を回避しました(^_^)
車から見るとこの選択は間違っていなかったと実感。
車内では自転車に興味がある運転手さんと自転車談義で盛り上がり、気が付くと道の駅に到着してました。
気になる代金は

4100円
まぁ、安全に通過出来たし、何より楽しかったので安いもんだね(^-^)
自転車を組み立て、ここからは一気に松本まで下ります。

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↑いい景色です(^_^)

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↑昼ごろの市街地は大混雑

補給のため立ち寄ったコンビニで、ルートを考えます。

行きで通り過ぎた美ヶ原林道を上るか、国道143号で上田に出るか・・・

 

つづきはまた後日(^_^)


上高地ツーリング1日目(さいたま~松本編)

2010年05月05日 | 

5月2、3、4日の3日間で長野県の上高地へ一人で往復自走ツーリングに出掛けて参りました。

本日は1日目のお話です。

0:00の目覚ましを完全にスルーして1:30起床、2:30さいたまの自宅を出発しました。

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国道17号を北上し本庄で県道23号藤岡本庄線に左折し国道254号で群馬県に入ります。

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↑岡部辺りで夜明け

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↑結構強い向かい風で23km/hくらいしか出ません(ToT)/~~~

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↑神流川を渡り群馬県へ

国道254号は昨年秋に小諸ツアーの復路で通った道でなんとなく雰囲気は覚えています(今回は知ってる道は積極的に利用します)。

ゆっくり走り、7:00に富岡に到着。

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↑旧富岡製糸場

ご覧頂いた通り、本日はアルミフレームのアンカー君で旅をします(野宿で盗難にあった場合に備えて)。

キャリアを付けてその上にシュラフとマットを載せ、着替え(冬服)などは背中のザックにIN。

ライトは前後とも2灯で、前のライトは合計で4Wの明るさで夜でも全く問題なし(^_^)

ただこの装備・・・

重いです(+o+)

そんなアンカー君とこんなロングライドは、何年か前に主力戦闘機だった当時、新潟か仙台以来です。

「久しぶりだが頑張ってくれたまえ!」

そんな訳でここから県境の内山峠まで上ります。

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途中、下仁田の道の駅で休憩↓

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ここは上信越自動車道の下仁田ICの先ですが、高級そうなバイクが何十台と集結してました(^_^)

その内、サイドカー付きが半分くらいでその光景は結構圧巻!

ここから本格的な峠道で勾配も厳しくなっていきます。

内山峠はそんな厳しいイメージは無かったのですが、群馬から上るとかなりの長さと高さであることに気付きます。

そりゃそうです。前回は標高の高い長野側から上ったのですから(^_^;)

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所々旧道との分岐がありますが、今回は上らなくてもいい坂はトンネルも積極的に使って回避することに。これから嫌でも上るので、こんな序盤で坂を楽しむ必要はありません(^_^;)

では、しばらく苦しさを全く感じない写真をご覧ください↓

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これだけ写真を撮っているということは・・・

休憩しまくりです(^_^;)

内山峠の旧道の標高は1066mだそうで、その下を内山トンネルが通っています。

今回はもちろんトンネルを通り、長野県に入ります。

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↑長野県佐久市

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↑桜も見ごろのようでした。

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↑浅間山

内山峠を下り、佐久市を通過します。

千曲川を渡り、国道142号も合流してどんどん進みます(向かい風ね(T_T))。

佐久の丘陵地帯を走る為、結構なアップダウンが続きヘロヘロになります。

この先は県道62号美ヶ原公園沖線で、武石峠を通り美ヶ原林道に向かうはずでした(標高も距離も最小最短とのこと)。

立科で国道143号と国道254号との分岐がありR254に曲がらなければけないところを・・・

直進!(昨晩、地図をマーカーしたのですが、間違ってました(T_T))

その結果↓

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笠取峠を上る事に・・・

この峠も脚の無い自分には非常に厳しい。

ヘロヘロになりながらなんとかクリアしてどんどん進むアンカー君とわたし。

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↑この時はこの標識を見ても、自分の間違いに気付かずさらに上って行きます。

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山々に囲まれて進む道。何だか埼玉のときがわや越生あたりを走っている感じですが、ここの標高は↓

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700m

あらまぁ、随分高いのね(^_^;)

どんどん上り、和田宿で美ヶ原高原への標識を発見!

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ここで気付きます。

そう言えば、ルート設定で美ヶ原高原は回避したはずなのに・・・何で?

地図を見て間違いを認識。

もう選択肢が二つしかありません。

ここから美ヶ原方面にアタックしビーナスラインを少し走るか、この先の県道67号松本和田線をアタックするか。

どちらにしてもここから松本に下る最短ルートは、県道67号を通らないと行けないので後者を選択!

まぁ、戦いの前にこちらで腹ごしらえ↓

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↑和田宿ステーション

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↑おやきとコーヒー

さらに近くの温泉に浸かる事にします。

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↑和田宿温泉 せせらぎの湯

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かなり立派な建物ですね。

入湯料は300円とかなりお安くなっており有難いです(^_^)

しかも、風呂が高台にある為、窓の目の前に満開の桜のある最高のロケーション!

「あー、いい湯にいい景色。もう道を間違った事なんてどうでもいいね(^_^)」

もう、そんな感じで現実逃避中の気分は最高!

しかし、服に着替え自転車に乗ると、また現れる坂によってツライ現実に強制送還させられました(ToT)/~~~

しばらく国道143号を進み、県道67号との交差点に到着。

えー!あれを上るの!?っていう坂にを前に閉口。

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↑ビーナスラインまで8.6kmだそうです。

意外と短い・・・ということは・・・

キツイ(+o+)

もう、「煮るなり焼くなり好きにしてくれ」的な感じでスタート!

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始めはキャンプ場などあり、人も車もありましたが、次第に何も無くなって、現れる九十九折りの坂の群れ。

温泉パワーで回復した脚も完全に売り切れ、さらに睡眠不足と疲労から強烈な睡魔に襲われ・・・

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撃沈(+o+)

もうイヤ!帰りたい!でも帰れない!

重たいので持参した補給食も必要最小限まで食し、うな垂れていると・・・

爆睡(-_-)zzz

初めて峠で眠ってしまいました。野獣の襲われなくて良かった(ToT)/~~~

ここにいても仕方ないので諦めて再び上ることにします。

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↑天気だけは最高

無くなった脚と上らないアンカー君にムチを打ってビーナスラインの到着↓

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ここから扉峠まで1km弱ですが自転車では初ビーナスラインを走ることになりました。

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↑お~!山しかない(^_^)

時期が時期だけに交通量も多く早めに通過したいと思い全力で峠に到着。

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↑扉峠

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標高1660m

あ~れ~!こんなに上る予定じゃなかったのに(T_T)

先ほどヒルクラの途中に食べてはいましたが、峠のドライブインで補給です。

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まずはソフトクリーム(また写真の前に食べちゃったよ(^_^;))

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続いて五平餅

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そして最後にラーメン

やはり寒ーい峠の頂上では、あったかラーメンは〆でしょう(^_^)

そんな感じで、ここからの眺めも最高です。

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なんと高いところなんでしょうか。

ここで頭をよぎる帰りのこと。

一抹の不安を抱きながら松本へ向けて下ります。

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アザレアラインと呼ばれているようで市街地まで23kmひたすら下ります。

写真ではあまり勾配がなさそうですが(急勾配の場所では撮れませんからね)、何もしなくても60km/hくらい出る道なので、下りも上りもお気を付けて!

そんな感じでバビューンと下り、松本市街地に到着。

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↑松本城

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城内は観光客でいっぱい。上の写真を撮るのにも結構時間が掛かりました(^_^;)

やっぱりカッコいい城ですね。

実は、松本は20歳の時に初めて一人で野宿した場所で何年も前から訪れたいと思い続けていました。

まさか、自転車で来るとは思ってもいませんでしたが。

取り合えず、市内を見てみます。

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↑旧開智学校

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明治9年の建物だそうです。

一般に言われる「擬洋風建築」の代表的な建物です。

明治初期に大工さんが西洋の建築を見よう見まねで作ったのでそんな風に呼ばれています。

当時は児童収容数1300名程の大きな建物だったそうですが、現在は移築してここにあるとのこと。

全体の姿をみたらさぞかし凄かったのでしょうね。

さて、日も暮れてきたので癒しの温泉に向かうことにします。

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浅間温泉

本当でしたらビーナスラインを通らずに、ここの温泉に出てくるはずでした(^_^;)

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いくつか公衆浴場があるのですが、今回はこちらのホットプラザ浅間に入ることにします。

あー、いい湯です。ほとんど無色透明で硫黄の香りはしなかった感じです。

二階には休憩処があり寝転びながらこの後のことを検討。

出来るだけ距離を稼ぎたいので、取り合えず新島々駅のバスターミナルまで行く事にします。

ここからは再びナイトラン。

国道158号を慎重にゆっくり走り、新島々駅に到着。

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ここでは眠れる雰囲気ではなかったのでさらに進むことにします。

そしてとある公共な施設か分かりませんが道の駅風なスポットを発見しそこで野宿することにします。

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風が強かったので壁のある場所を探し、いいポイントを発見これで何とか眠れそうです。

でも、屋根が無い(T_T)

わたしのシュラフは2℃まで対応しているのですが、恐らく気温は一桁まで下がるので、真冬の格好で眠ることにします。

ほんと星が降っきそうな感じの満天の星空を眺めながら就寝。

1日目はこんな感じでした。

つづく

あらためまして1日目の走行データはこちら

走行距離 241.1km

最高速度 65.9km/h

平均速度 19.5km/h

走行時間 12時間19分

でした。