神楽坂で居酒屋女将!つれづれ日誌

神楽坂・本多横町で50年続く、いざかや「甲州屋」。つたないながらも、お客さんに愛されるお店づくりに奮闘中です。

ぶどうの新芽

2016-05-13 12:30:16 | Weblog
ようやく身体が気温に馴染んできた気がする5月。でもすぐに暑さに対応出来なくなるんだよなぁ

さて、

先週今週とお店では季節限定「ぶどう新芽の天ぷら」をお楽しみいただいております。
主にシャインマスカットやピオーネ等生食用ぶどうの新芽が届いておりました


↓4月25日の新芽


↓5月6日の新芽


↓5月10日の新芽


写真を並べると花芽の部分がだんだん大きくなっているの分かりますか?葉の大きさもかなり違いますね。
やはり初めにきた小さい芽が柔らかくて一番美味しかった 気がします。全体が小さいので食べやすいのもありました


すでに勝沼周辺では梅雨対策の消毒をしたそうなので、今年は終了です。例年ですと、明野町周辺の標高が高い地域から5月後半に新芽が届いていましたが、今年は来ません。

これには訳がありまして。

明野からは主にワイン用ぶどうの新芽をいただいていましたが、昨年からぶどうの仕立てを変えているそうです。
垣根仕立てで育てるワイン用ぶどう。土からの養分を実に溜めやすいように、地面から近い位置に実がくる仕立てに変えているそうです。
地面に近くなると、心配なのは雨だそうで。春先に一度消毒したそうなんです。ですから、新芽を食するのはやめた方がいいとの事でした。

いいワインを造るための工夫ですからね( 我慢します


さらに、最近ワイン用ぶどうは新芽の芽かき(間引き)をしないところが多い様です。

出てきた芽をある程度まで大きく育ててから、間引くそうです。その方がぶどうの実が小粒に仕上がるそうなんです 小粒の方が、味わいが凝縮しやすいので、美味いワインになるそうです
ワイナリーによって方法が様々ですが、色んな形をテストしながら、より良い方法を模索している様子が分かります。頑張って~


なので、今年ウチに届いた新芽は生食用がほとんどでした

今日の分はまだ少々ございますので、食べたい方は電話くださ~い。急げっ
















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